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えらい

世界を昨日より良い場所に。無私の優しさとは何か教えてくれる9人

世界をよくする行為とは、貧しい国や地域にお金を寄付したり、世界を救うような技術を発明することだけではありません。たとえ小さく目立たない行為であっても、見返りを求めない親切や手助けが世界を優しい場所に変えていくのです。

ここでは、そんな無私の優しさの瞬間をとらえた写真9枚をご紹介します。

1. 「友達の窮地を救おうとする子ども」

幼い子どもでも、自分以外の誰かのために行動を起こすことができるということが、発達心理学の分野でわかってきています。動物の世界を見ても、利他的な行動は社会化によるものだけではないことがわかります。現在、研究者の多くは、利他行動が進化の産物であるとさえ考えています。人類の生存は、個人がお互いに助け合うことで成り立ってきたのです。

My daughter helping her friend at a black sand beach submitted to /r/photoshopbattles

2.  「ずっと伸ばしていた髪の毛を寄付することにした」

この男性は、長年大切にしてきた髪を、病気で髪を失った子どもたちのためにウィッグを作る非営利チャリティー団体に寄付しました。

I’ve had long hair most of my life. Today, I donate 14 inches of my hair to Locks of Love. from r/pics

3.「日本で道に迷ったとき、この3人が助けてくれた」

旅先で出会った人々との温かい交流は素晴らしい旅の思い出。この先、会うことはなくても、人の優しさはその国の印象として、旅人の心に残り続けます。

These old guys helped me find my way home when lost in Japan

4. 「彼女が現金とパスポートが入った財布を紛失。この男性が連絡をくれて、すべてがそのまま入った状態で財布を持ってきてくれました。ありがとう!」

財布を紛失して戻ってきたことがありますか?そのままの状態で戻ってきたら、世界の優しさに感動してしまいますよね。

My girlfriend lost her purse with her passport and way too much money in it. This dude found it, contacted her, and got it back to her with everything still in it! 10/10 bro. Thanks. from r/HumansBeingBros

5. 「マントを着ていなくても彼こそがヒーロー」

道端で自転車が故障して泣いている子どもを見かけたバスの運転手さんは、バスを止めて、困っている子どもを助けました。

Not all heroes wear capes from r/ottawa

6. 「公園のクリーンアップ作戦、完了!」

政治家が環境汚染の議論を繰り返す中、この若者たちは協力して、ただ、すべきことをしています。小さな行動の積み重ねが変化をもたらすのです。

Another successful park clean up! Help make the world cleaner please! from r/pics

7. 「家に帰ると、父がドライヤーでカラスを乾かしていた」

濡れて飛べなくなったカラスを見つけて家に連れて帰り、ドライヤーで乾かしてあげたお父さん。娘さんは優しいお父さんが誇らしいでしょう。

Came home to find my dad drying a crow with a hairdryer. I wish I was surprised at this. from r/pics

8. 「福祉施設の子どもたちのために798個のバッグを手作りした母」

この女性は、児童福祉施設で暮らす子どもたちのために何時間もかけてバッグを縫っています。このバッグは、子どもたちが新しい家族と過ごす最初の夜のために特別にデザインされたものだそうです。

My mom went viral last year for 1st night bags for foster kids. With your help she made 798 bags! from r/pics

9. 「会ったことのない38歳の人が父の命を救うために骨髄を提供してくれました」

骨髄提供は痛みを伴います。どこかで闘病している見ず知らずの人のために苦難を引き受ける…なかなかできることではありません。命という贈り物を届けることは、人が行うことのできる最大の無私の行為でしょう。

My dad with the bag of bone marrow donated by a 38 year old stranger in Germany to save his life. from r/HumansBeingBros

無私の行為には、人間本来の美しさを感じますね。でも親切は相手を幸せにするだけではありません。人に親切にすると自分も幸せな気持ちになります。相手からの見返りを期待せず、人に与えることを心がける人は、きっと満足のいく美しい人生を送れるのではないでしょうか。

プレビュー画像: ©Imgur/CorgiDungeon