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【あの人は今】一世を風靡した韓流貴公子ヨン様はどこへ?現在の姿を知った時…心から安堵した

このご時世、家で過ごす時間に、たまたまNetflixで見た韓国ドラマにハマってしまったなんて人も多いかもしれません。「愛の不時着」北朝鮮の兵士役で出演している主人公のロマンスの相手役、韓国俳優のヒョンビンさんがイケメンだと話題になっていたりもします。

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このように、どこからともなく現れた韓流王子が日本のマダムのハートを奪っていくのはしばしば見られる光景ですが…ちょっと待って!元祖とも呼ぶべきあの人々の存在を忘れてはいませんか?!

時は2003年。「冬のソナタ」で一大ブームを巻き起こした、メガネの貴公子ことヨン様(ペ・ヨンジュン)、そして彼に負けず劣らぬの人気を誇ったチャン・ドンゴンイ・ビョンホンそしてウォンビン…いわゆる韓流四天王の存在を。

日本における、韓流ブームの火付け役を担った彼ら。以後、韓国の映画やドラマは、日本人にとってすっかり馴染み深いものとなりましたね。そんな功労者である韓流四天王ですが、「最近あんまり見かけないなぁ?」なんて思ってはいませんでしたか?(人によっては忘れてた?!)

今回紹介するのは、そんな韓流四天王たちの現在の姿。果たして彼らは今どこで、何をしているのか…必見です!

【チャン・ドンゴン】

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日本では「あなたが好きです〜〜〜!」と叫ぶCMや、映画「マイウェイ 12,000キロの真実」でオダギリジョーと共演したことでもよく知られているチャン・ドンゴンは、どことなくワイルドなイメージで人気を博していましたよね。それもそのはず、もともとは札付きのワルだったチャン・ドンゴン。俳優への道へ進むことで、更生することが出来たという過去を持っているのです。

日本で人気のあったチャン・ドンゴンでしたが、映画「ブラザーフッド」(2004年、ウォンビンと共演)が韓国内で史上初の観客動員1000万人を突破するなど、母国の韓国でも名実ともにトップスターでした。

2010年には人気女優コ・ソヨンと結婚し、「韓国最高の美男美女カップル」なんて言われて大きく騒がれました。

しかし結婚したことをきっかけにキャリアに陰りが見え始めます。オダギリジョーと共演した超大作「マイウェイ 12,000キロの真実」(2011)の観客動員数は200万人程度にしかならず、続いて出演した中国映画「危険な関係」(2012)は30万人に届かない大惨敗。その後も低空飛行が続き、徐々に日本はもちろん韓国内でもその存在感は薄くなっていってしまいます。

大スターだったというプライドか、演じる役は二枚目に限られていたチャン・ドンゴンでしたが、近年は、冷酷な国情院幹部を演じた「V.I.P」(2017)や冷徹な悪役を演じた「七年の夜」(2018)などに見られるように、演じる幅を徐々に広げています。

以前のような大ヒットには恵まれていませんが、映画のキャリアでは着実に挑戦を続けており、復調の兆しは十分です。渋いイケメン風といった、良い感じに歳を重ねている彼だけに、これからより成熟した俳優としてのチャン・ドンゴンをスクリーンで見かける機会は増えていくかもしれません。

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【ペ・ヨンジュン】

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まさに韓流スターの代名詞的存在と言えるヨン様は、説明するまでもないほど有名なドラマ「冬のソナタ」(日本での放映は2003〜2004)で大ブレイクしましたね。

優しいメガネの微笑みが特徴的ですが、実はメガネを手放せないのは、子供時代にテコンドーの試合で相手の足が目に当たり視力が低下したことが原因だそうです。

前述したチャン・ドンゴンとの大きな違いは、ヨン様は韓国国内ではさほど脚光を浴びる俳優ではなかったということでしょう。日本での大ブレイクを機にチャンスを掴んだヨン様は、やはり日本には深い恩義を感じているようで、日本が災害などの苦境に面するたびに、多額の寄付をしていることでも有名です。

そんな心優しいヨン様、「冬ソナ」以降も映画「四月の雪」、ドラマ「太王四神記」などの話題作にコンスタントに出演していました。しかし2011年を境にして表舞台から姿を消します。一体どうしてしまったのでしょうか。

ご安心ください。ヨン様、俳優時代に蓄えた資金をもとに、芸能プロダクションを設立。実業家として大成功を収めているのです!2006年に自らのポケットマネー10億円を出資して作ったこのプロダクションは大きく成長し、今やヨン様の持ち株資産価値は推定439億ウォン(約43億9000万円)にもなり、韓国芸能人・株長者の4位にランクインしていると言うのだから驚きです!

さらに私生活も絶好調。2015年には、元ガールズグループ「Suger」のメンバーとしてアイドル活動をし、解散後タレントとして活動していた13歳年下のパク・スジンと結婚。2016年には男の子を、2018年には女の子を授かりました。メガネの貴公子は、今や2児のパパなのです!

表舞台に立つことこそなくなったヨン様ですが、まったく別の形の幸せを掴み、今日も優しく日本を見守っていてくれるのでしょう。(たぶん)

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いかがでしたか?

古文の時間でウ音便とよく混同されがちなウォンビンと、微笑みの貴公子イ・ビョンホンの今の姿や、韓国のおもしろトリビアもご紹介していますので、ぜひ併せてお楽しみください!

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