ちえとくをフォローする

ネットで話題

狭いトンネルの車道を一人歩く男の子…するとバスの運転手が驚きの行動にでた!

小さな子供が通りを一人で歩いていると、「大丈夫かな?」とつい気になることがあります。まして、それが歩道の狭い道路や、歩道のない車道であれば尚更です。

長崎県の戸町トンネルを走行していたももカステラ(@momo_kasutera)さんは、ある光景に思わず車を停めます。なんと、トンネル内の反対車線を男の子が歩いているのです。

©️twitter.com/ももカステラ

このトンネルには歩道が片側にしかなく、男の子が歩いている車線には歩道ありません。

男の子の後ろにはバスが距離を保ちつつ、徐行運転で走行しています。

©️twitter.com/ももカステラ

「おーい、君。そっちいかんて。反対(の歩道)に」

クラクションを鳴らし、反対側の歩道を歩くよう呼びかけるももカステラさんですが、男の子には伝わらなかったらしく、返って焦ったかのように早く歩き始めます。

すると…ここで後方の長崎バスの運転手さんが素晴らしい対応を見せます。

ももカステラさんがTwitterに投稿したこちらの動画をご覧ください。

「ボクー、ボクー、乗らんね」

バスの運転手さんは男の子に優しく声をかけ、通常はバスの降り口である前のドアから男の子を乗車させたのです。

本来ならば乗車口は後方のドアですが、咄嗟の機転で前のドアから乗せたのでしょう。

きっと不安な思いで暗くて長いトンネル内の狭い車道を歩いていた男の子にとって、ホッとした瞬間だったことでしょう。

徐行運転のため、やや渋滞気味になっていた後方車両もこれでスムーズに流れるはずです。

男の子の安全確保を確認したももカステラさんは、安心して車を発進させるとともに、バスの運転手さんの臨機応変な対応に感心したそうです。

今回の長崎バス運転手の神対応に、Twitterでは賞賛の声が数多く寄せられています。

Twitterの反応

今回男の子が歩いていたトンネルが通学路なのは危険では?との声もありましたが、通学路ではなく、なんらかの事情でトンネル内を一生懸命歩いていたようです。

「知らない人の車には乗っていけない」と子供の頃に親に教えられたように、おそらく一般車の運転手が「危ないから乗りなさい」と声をかけても、男の子は返って怖い思いをしたかもしれません。多くの乗客が利用しているバスだからこそ、きっと安心して乗り込むことができたのでしょう。

「命を守る」ことを最優先し、バス停留所以外の場所で乗降させた運転手さん。その臨機応変な対応に拍手!

神対応シリーズはこちらからもご覧いただけます ↓

【財布を落とした男性に届いた幸せの不在届け】「優しさ」もお届け!思わず胸が熱くなる配達員の神対応シリーズ

【神対応】皇居に向かう警護車列の進路に新生児救急車が!すると交通整備していた警官は…

プレビュー画像:©️twitter.com/ももカステラ