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【神対応】皇居に向かう警護車列の進路に新生児救急車が!すると交通整備していた警官は…

新任の外国大使が信任状を天皇陛下に捧呈する儀式「信任状捧呈式」大使一行の皇居への送迎に際しては皇室用の自動車か馬車(東京駅前から皇居までの区間)を選ぶことができ、ほとんどの大使は馬車での送迎を選択するそうです。

コロナ禍以降は馬車を見に来る人が沿道に集まるのを防ぐため、馬車ではなく皇室用の車で送迎されています。

各国の特命全権大使や特命全権公使が天皇陛下に着任の挨拶をするこの重要な儀式。皇居宮殿に向かう警護車列がスムーズに運行できるよう、警視庁の警察官が付近に待機し道路交通整備を行います。

警護車列が通行するため、交通整備で車両を止めていると…停車中の車列の背後から救急車のサイレンが聞こえて来ました。救急車のサイレンは搬送スピードが患者の命にかかわる緊急事態であるということを意味します。

迫り来る警護車列と救急車。そのとき、交通整備に当たっていた警察官の対応は…?

こちらの動画をご覧ください:

人の命が絡む緊急事態を前に、警察官の対応は素早いものでした。

まず、一人の警察官が道路に出て状況を確認。

©️youtube.com/boardnews.jp

無線連絡し、救急車の流れを止めないために停めていた車両を走らせます。

©️youtube.com/boardnews.jp

そして救急車が無事に通過。小さな命を乗せた新生児救急車です。

©️youtube.com/boardnews.jp

救急車が通過してわずか数十秒後、警護車両が交差点を通過。つい先ほどまで緊急停止させた車両を走らせていた警察官たちはすでに所定の位置に戻っており、滞りなく警護車両が通り過ぎて行きます。

©️youtube.com/boardnews.jp

即座に救急車優先の判断を下し、見事な連携プレイでピンチを切り抜けた警察官。

要人である外国大使を乗せた警護車の停止はテロなどのリスク回避のため、避けなければいけません。しかし、救急車も命に関わる緊急事態。いち早く病院に搬送させる必要があります。

瞬時に判断し、一刻を争う人命救助のため救急車を通した上で、警護車列を止めることなく絶妙のタイミングで通過させる警視庁の臨機応変な対応はまさに神技。的確な判断と息のあった迅速なチームプレイに脱帽です。

こちらの動画には

「警護車列より救急車を優先してくれる国に生まれて良かった」

「すごい機転と判断」

「救急隊の『ご協力ありがとうございます』っていう言葉が素晴らしい。」

「こういう優秀な人材こそ報われる世の中であってほしい」

「よく見ると救急車の後続車両はゆっくり走行していて、救急車に続いて通ろうしない意図を感じる。 みんながみんな優しい世界。」

など、数多くの賞賛コメントが寄せられています。

咄嗟の機転を効かせ、救急車を最優先に走行させた警察官の臨機応変な対応に加え、通過中に「ご協力ありがとうございます」とお礼を言う救急車、状況を察知し警察官の指示に従い速やかに車を発進させる一般車両の対応など、さりげない思いやりの精神に溢れた動画です。

プレビュー画像: ©️youtube.com/boardnews.jp