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トリビア

「大草原の小さな家」世界的な名声を手に入れた出演者

70年代、80年代、世界的な人気を誇ったテレビ番組「大草原の小さな家」。家族全員でテレビの前に座り、応援したシリーズです。静かなウォルナットグローブで暮らすインガルス一家の冒険が初めてスクリーンに映ってから、もう50年近く。世界的な大ヒットシリーズは1983年まで撮影されました。

インガルス家のメンバー、ローラ、マリー、キャリー、グレース、キャロライン、チャールズは覚えていても、助演陣のことはそれほど覚えていないのでは?でも「大草原の小さな家」の助演陣の中には、その後世界的に有名になった俳優も多数います。ウォルナットグローブで生まれた名優たちをご紹介します。

デビッド・ファウスティーノ

アメリカで90年代カルト的な人気を誇ったコメディシリーズ「Married… with Children」(1987~1999)で、息子約のバド・バンディ演じたことで一躍有名になったデビッド・ファウスティーノ。1980年、「大草原の小さな家」シーズン7で6歳のジョシュ役でテレビデビューしています。

シャナン・ドハティ

「大草原の小さな家」の最終シーズンにジェニー・ワイルダーとして登場したのが、シャナン・ドハティ。90年代に熱狂的な人気を誇った「ビバリーヒルズ青春白書」で、主役のブレンダ・ウォルシュを演じ、俳優として不動の地位を獲得しています。

ジョニー・キャッシュとジューン・カーター・キャッシュ

シーズン3の最大の見どころと言えば、カントリーミュージック界の大スター、キャッシュ夫妻がゲスト俳優として出演したエピソード「にせの牧師さん」。ジョニー・キャッシュは出演者、スタッフの誰にも親切だったことで知られており、撮影日には全員に差し入れを手渡したそうです。当時ジョニー・キャッシュは「刑事コロンボ」シリーズにも殺人者役でゲスト出演するなど、俳優としての才能も発揮していたようです。

マデリーン・ストウ

シーズン7に盲目の芸術家、アニー・クレイソン役で出演したマデリーン・ストウは当時22歳でした。最も有名な作品は、2011年から2015年にかけてアメリカで放送された「リベンジ」。美しく頭脳明晰な悪役ビクトリア・グレイソンを演じ、大ヒットしました。

ショーン・ペン

「デッドマン・ウォーキング」「ミスティック・リバー」「ミルク」など、数々の名作に主演したオスカー賞受賞俳優、ショーン・ペン。初めてテレビ出演を果たしたのは「大草原の小さな家」でした。父親のレオ・ペンは監督としていくつかエピソードを撮影しており、当時14歳の息子をセットに連れてきたのです。ローラを演じたメリッサ・ギルバートによれば、撮影現場の暑さでショーンは失神したことがあるんだとか。

ジェイソン・ベイトマン

インガルス家に二人目の養子として迎えられたジェームスを演じたのが、当時12歳のジェイソン・べイトマンでした。当時はジェイソンがハリウッドで名声を手にするとは、誰も想像していなかったでしょうが、「JUNO/ジュノ」、「ハンコック」などの名作に出演し、テレビシリーズでは今話題の「オザークへようこそ」にも主演、監督を果たしています。

ホームドラマでありながら、アルコール依存症や差別などの話題にも向き合った「大草原の家」。素朴で温かいウォルナットグローブでの人々は現代の私たちの心もほっとさせてくれます。今でも世界中で再放送され続ける理由が分かりますね。

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出典: outsider , outsider
プレビュー画像: ©Twitter/Arngrim