ジョーク
ジョーク: 自分を追い詰める寝取られ夫
一人でふらりとバーに入って来た常連客。暗い顔をしてカウンター席に座った彼に、バーのマスターが話しかけました。
「どうしました?そんなションボリした顔して。なにがあったんです?」
「うちの女房が浮気してたんだよ…さっき、早めに帰宅したら間男とベッドにいてさ…」と意気消沈して語る常連客。
「だから酒を死ぬほど飲んで…酔い潰れて死んでやろうと思ったのさ」
マスターはすっかり同情したものの、自暴自棄になって本当に死ぬ気では…と心配になりました。
「それは気の毒な…でもねえ、だからってヤケになってうちのバーで飲んだくれて死んじゃあダメですよ」
「マスター、もしあんたが俺の立場だったらどうする?」と常連客。
「そうですねぇ…もし女房の浮気現場に出会しちゃったら、私なら、落ち込んでバーで飲んだくれてなんかいないですよ。多分、その場で間男をぶっ殺してるんじゃないかな…」
Local bartender
すると常連客はハッとして顔を上げ、目を輝かせました。
「マスター、そいつはいい考えだ!ありがとう!」そう大声で言わるやいなや、常連客はバーを飛び出して行きました。
常連客が出て行ってから数時間が経過…なんの音沙汰もなく、「もしや、本気で間男を殺すつもりでは…」とマスターは時間が経つとともにどんどん不安を募らせます。
不安がピークに達した頃、ようやく常連客が戻ってきました。達成感いっぱいといった様子でカウンター席に座った常連客に、マスターは緊張しながら尋ねます。
「それで…どうなったんです?間男を殺ったんですか?」
「いいや、あんたの女房と寝てきたんだよ。ウィスキーを一杯頼むよ」」
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プレビュー画像: ©Imgur/roughdraughtsnj