ジョーク
ジョーク: 天国の門で夫と再会した妻
ある女性が亡くなり、天国へと旅立ちました。天国の門へ辿り着いた女性を門の前で天使が出迎えます。
「中へ入るにはどうすればいいのですか?」
女性が尋ねると天使は答えました。
「ある言葉のスペルを唱えてください」
「わかりました、どんな言葉ですか?」
「『 Love 』です」
「L、O、V、E」
女性がスペルを唱えると、天使は満足そうに頷き、天国の門を開くと女性を中へと招き入れました。

それから数ヶ月ほど経ったある日、天国の門を守っている天使が女性の元を訪れ、1日だけ自分の代理として門の番をしてほしいと頼みました。女性は天使の願いを快諾し、天国の門の前に立つことにしました。
しばらくすると、一人の男性が門の前に現れました。その男性が誰か気がついた瞬間、女性は驚きのあまり言葉を失いました。他ならぬ、自分の夫だったのです。
「愛しい人!」女性は思わず叫びました。
「こんなに早く私の後を追うなんて…どうして?!一体何があったの?」
「ダーリン、君に先立たれたとき、僕は打ちのめされんだ…ひどい鬱状態になって、眠ることも食べることもできなくなった。君を失った喪失感と悲しみで、心が折れてしまったんだ」

「ああ、なんてこと…あなたには悲しみを乗り越えて、第二の人生を歩んでほしかったわ」と女性は涙ながらに夫に話しかけます。
「でも一人の看護婦のおかげで救われたんだ。ほら、君が昏睡状態に陥ったとき、献身的なケアをしてくれたあの看護婦。ついでに僕のケアもしてくれて、優しく面倒を見てくれるから、いつの間にかすっかり親しい仲になっちゃって…だから、彼女にプロポーズしたんだ。でも、皮肉なことにハネムーン先でスキー事故に遭ってしまって、それで今ここにいるってワケさ。で、どうしたら、門の中に入れるかな?」
「ある言葉を唱えればいいのよ」と妻は答えます。
「え?それだけ?!よかった、簡単そうで安心したよ。それでどんな言葉を唱えるの?」
妻は一呼吸吸って口を開くと、言いました。

「生麦生米生卵!」
どうやら夫は喋りすぎたようですね…
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