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びっくり

10人の先生たちが語る 一番驚かされた生徒のその後の人生

学校の先生にまつわる色々な思い出、きっと誰しもあるでしょう。逆に、学校の先生にも生徒の印象深いエピソードがあるようです。

投稿サイトredditでは、「良くも悪くもあなたを驚かせた生徒の行く末について教えてください」という質問にたくさんの先生から回答が寄せられています。そのキャリアを通じて、何千人もの生徒と接する先生たちが驚いた生徒のその後の人生とはどんなものなのでしょう。

教師が驚いた生徒10人の波瀾万丈な人生にまつわるエピソード、ご覧ください。

1. Ripleyof9:「以前の教え子のなかに、喧嘩の絶えない暴力的で反抗的な子がいました。小学校の卒業式の日、彼がクラスに対して言った最後の言葉はF***youでした。その彼が何年も経って、私に会いに学校に来てくれました。彼は『先生、あの頃、ゴミのような存在だった僕に寛大に接してくれてありがとう、そしてごめんなさい』と大きなハグをして謝ってくれました。私は感激して子どものように泣いてしまいました」

©Pixabay/klimkin

2. rduncang:「義母がかつて教師をしていました。一緒にデパートに買い物に行ったときに、義母の元生徒に会いました。彼女はデパートのメイクアップ・カウンターで働いていました。義母はその女の子は今までで一番優秀な生徒で、卒業生総代として高校を卒業したと話していました」

3. missjvj:「私は第二言語としての英語を教えています。以前、アラビア語が母語の子どもに教えたことがあります、彼は最初はほとんど英語がわかっていませんでしたが、8年たった今、宇宙物理学者になる道を歩んでいます。去年、彼は私を訪ねて学校に来てくれました。彼は私に、自分を信じてくれたのは先生だけだったと言ってくれました。これほど誇らしい気持ちになったことはありません」

4. moal09: 「私の学校で最も成績の悪かった生徒の一人は、今では建設会社を経営して、成績の良かった子たちの10倍の収入を得ています。彼は決して馬鹿ではありませんでしたが、ほとんどの教科が実際には役に立たないと考えていて、教師や環境に息苦しさを覚えていたのです。私たちは、学業だけが適性の重要な分野であるかのように考えるのをやめるべきだと思います」

5. karunvattakavil:「母は教師で、いつもある生徒の話をしてくれます。彼は学業優秀で、スポーツも得意、すべての教師から見込まれていて、誰もが彼が将来大物になるだろうと期待していました。彼は全米屈指の名門校に入りました。

それから半年後、彼が自殺未遂を起こし、一命はとりとめたものの、背骨に後遺症が残ったというニュースが流れ、学校中がショックを受けました。

彼は医師である両親の許可のもと、集中力を高めるためにアデロールを乱用し、重度のアデロール中毒でした。また、自分が常にトップだった環境から、自分が多くの成績優秀者の一人に過ぎないことを知って、うつ病になったそうです」

6. DoctorWatchamacallit:「母は小学校の教師です。昔、2年生を教えていた時の生徒のひとりは、電車に夢中で、社交的でもなく、友達もおらず、太りすぎで臭かったそうです。いじめられっ子だった彼が、のちに航空会社のパイロットになったことに母は驚いていました」

7. harpejjist:「私の教え子の3人が教育分野に進み、私の学校に戻ってきてインターンをしました。最初の2人についてはそれほど驚きませんでしたが、3人目は衝撃的でした。クラスのひどい問題児でしたから。彼は今、尊敬されるプロになりました。彼は今でも私のおかげで教師になったと言ってくれます。当時、彼が私に与えたストレスは価値のあるものだったようです」

Math

8. baldmathteacher: 「元高校教師です。幼少期のトラウマで問題を抱えていた子がいました。3歳の時、母親のボーイフレンドが母親を殺害し…その時、彼はベッドの下に隠れていたのです。残念ながら、彼は人生を立て直すことはできませんでした。私が彼を教えてから数年後、彼がある男の家の前で、道端で車に乗ったまま撃たれたという記事を読みました。状況は奇妙でしたが、麻薬がらみだったようです」

9. Educational_Orchid11:「幼稚園で教えていた大好きな生徒が、麻薬中毒で窃盗の前科持ちになってしまいました。いつか彼の結婚式に招待されるだろうと思っていたのに、むしろ彼の葬式になるのではないかと心配しています」

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10. legion8784:「元教師です。小学校3年生のときから外見やファッションばかり気にして、どうすればモテるのかをしきりに考えている女子生徒がいました。私は彼女に、そんなことを気にするにはまだ若すぎると言いました。彼女は現在26歳で、政府系企業の経理担当者として働いています。これには正直驚きました」

 

生徒たちのその後の人生は十人十色。子どもの可能性は、成績や大人たちの印象だけでは測れないようですね。

それにしても、色々な家庭環境、多様な特性の子どもたちと接していく先生たちは本当に大変でしょう。生徒想いの良い先生との出会いは人生の宝物。今もきっと先生が応援してくれている、と思うと、頑張ろうという気持ちになります。

コロナ感染した家族を救った小学校の先生のエピソードはこちらをご覧ください。

 

プレビュー画像: ©Pixabay/klimkin