トリビア
明らかにサイコパスな偉人たちのヤバいエピソード6選 この男は遊園地のゾウを電気ショックであの世送りにした
サイコパスというと、猟奇的な異常者を想像するかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
そもそもサイコパス的な人格は、他人への共感能力が著しく低いまたは一切なく、自己中心的な行動が目立つという特徴があります。人の悲しみなどが理解できないため、確かに、犯罪者のうちの5人に1人はサイコパス的な特徴を持っていると言われています。しかしその一方で、良心や共感能力の欠如が原因で、感情を抜きにして物事を判断することができるため、プレッシャーにさらされても冷静な判断を下すことができるというプラスの側面も存在しています。
そして驚くべきことに、偉人や有名人の中でも、サイコパスの特徴を多く見出せる人たちがいます。今回紹介するのは、そんなちょっとサイコな偉人6選。
スティーブ・ジョブズ
アップルを共同で創設し、逝去してもなお世界から尊敬の眼差しが注がれているスティーブ・ジョブズ。
しかしそのとんでもない実績の裏で、アップル社内での理不尽さには凄まじいものがあったようで、たとえばエレベーターで乗り合わせた社員に「君は会社にどんな貢献をしている?」と聞き、うまく答えられないと突如「君はクビだ」と言い渡すなど、とんでもない詰め寄り方をしていたようです。
また、人から聞いたアイデアを、その場では「使い物にならない」と否定しておきながら、しばらく時間が経ったのち、しれっと「とてもいいアイデアを思いつんたんだ」と言って他の人に披露していた、なんてエピソードも枚挙にいとまがありません。良心の呵責など、ないのでしょうか?!
そもそも、ジョブズはコンピューターの技術のプロフェッショナルではありません。どちらかと言うと、面倒な実作業は相棒的存在のスティーブ・ウォズニアックに丸投げでした。ジョブズが長けていたのは、なんと言ってもプレゼンテーション能力。言葉巧みに人々を扇動するその様は、サイコパスの特徴そのものなのです。
ジョン・レノン
ビートルズのリーダーであるジョン・レノンもまた、サイコパス的な一面を持ち合わせていたようです。
その根拠とも言えるのは、ビートルズを結成したリーダーであったはずなのに、ビートルズが解散へと向かう引き金になった脱退宣言をしたのもまたジョン・レノンであったことです。
アルバム「イマジン」ではものを持たないで生きようと歌っていたのに、自分はマンハッタンの高級住宅で優雅に暮らしていたという矛盾も、しばしばリスナーからは指摘されています。
数多くの人間的な矛盾は、他人の感情など考えずに自分の意のままに生きるサイコパス的な特徴のなせる技なのかもしれません。
マザー・テレサ
しばしば神聖なイメージで語られる聖人、マザー・テレサ。
しかしあれだけの数の貧しい人を救うことができたのは、むしろ一人一人に対する共感がとても薄かったためであるとも言われています。実際に援助した子どもや側近に対しては、とても冷たく接していたという話があります。
また、「奇跡」と呼ばれた治療法も、キリストに祈りを捧げ、痛みに耐えるように繰り返し唱えていただけで、実際に医学的な治療は何ひとつ施してはいませんでした。
また、施設では満足な医療治療も受けさせず、病人達に「痛みに耐えることも受難」と説いておきながら、自分は麻酔で痛みを緩和させた最先端医療をアメリカで受ける矛盾も指摘されています。
「博愛」は裏を返せばサイコパス的なものと言うこともできるのかもしれません。
アインシュタイン
紛れもない天才科学者のアインシュタインですが、私生活では人をモノのように扱う、サイコパスな気質のある人物だったようです。
愛する従妹(エルザ)のために妻のミレーバと別れたかったアインシュタイン。けれども、ミレーバは別れることを拒否しました。そこでアインシュタインは冷酷な行動に出ます。
妻との間に「労働契約書」を交わし、アインシュタインのために料理を作ったり掃除をすることを細かく設定して、妻を従業員扱いしたのです。そうすることで、少しでも妻にいたらないところがあれば「規定に背いたから」ともっともらしい理由で離婚することができると考えたのです。
画策通り、妻ミレーバと離婚することに成功したアインシュタインはエルザと再婚します。愛する人と結ばれるために、妻の気持ちなど考えずにどこまでも冷徹なプランを実行したアインシュタイン…まさにサイコパスです!
トーマス・エジソン
言わずと知れた発明王エジソン。
しかし発明に対する情熱がありすぎたのか、そのエピソードはあまりにも良心に欠如したものばかり。例えば、「空を飛べるようになるクスリ」を無理やり友人に飲ませ病院送りにしたり、あるときは、公開前の映画を無断でコピーしてアメリカ中の映画館に売りつけて大儲けしたりしたこともあったそうです。
さらに直流の送電方式を支持していたエジソンは、それと対立する交流方式の危険性を人々に伝えるために、交流電気によってしばしば動物を殺害していました。ある時は遊園地のゾウを電気ショックで処刑する様子を撮影し、映画にして上映するなど、過激すぎる宣伝をしていたようです。
純粋な好奇心の塊で、「人がどう感じるか?」などはまったく考えていないところは、サイコパス的な気質の最たるものと言うことができるでしょう。
織田信長
歴史上の偉人の人気ランキングでは、常に上位に食い込むカリスマ性を持った織田信長。
しかしその残虐性はしばしば指摘されており、比叡山焼き討ちの際、織田信長は僧侶、学僧、上人、児童の首をことごとく刎ねたと言います。
しかしその一方で、実力を認めた人にはきちんとした見返りを与えるなど、意外とフェアな一面も持っていました。奴隷として買ったアフリカから来た弥助を、武士として認めて扱ったのが、その好例です。
自分の「天下統一」と言う目的達成のために、一切の手段を選ばないその傾向はまさにサイコパス的で、同時に合理的な人物だったのかもしれません。
いかがでしたか?
こちらの記事では、文豪たちのヤバいエピソードを紹介していますが、こちらからもサイコパス的な気質が見え隠れしています。人の感情など踏み躙れるくらいの方が、我が道を進みやすいのでしょうか?
実はサイコパス的な気質を持つ人の方が、異性から魅力的な人物と捉えられやすい、なんていう研究もあったりします。考えようによっては、サイコパス的な気質は成功につながる可能性があるとも言えるのかもしれません。しかしこの気質は生まれつきのもの。間違っても成功のために真似しようなんて思ってはいけません。
みなさんの身の回りにも、サイコパスの特徴を持った人はいますか?