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トリビア

キャサリン皇太子妃が守らなければならない12のしきたり

小さい時に、いえ大人になっても、プリンセスに憧れている人はいるでしょう。

英国の皇太子妃であるキャサリン妃は現代のシンデレラと呼ばれます。一般家庭に育ちながらも、現皇太子ウィリアム王子と結ばれ、英国ロイヤルファミリーの正式な一員となったのです。

しかし、ロイヤルファミリーとして受け入れられるためには英国王室の伝統を守ることを要求されます。英国王室のルールの中には、古風なもの、仰々しいものが多く、なかには不条理なものもあります。

キャサリン妃は一般家庭で活発な少女時代を過ごし、大学でウィリアム王子と出会いました。それまで自由に生きてきた彼女の運命は、この出会いで劇的に変わったのです。もうタイトなドレスも、パーティーも、脱走もできません。

英国王室には彼女が守らなければならない多くのルールやエチケットがあります。禁止だらけの生活は窮屈では?と心配になりますが、それでもやっぱり華やかで楽しいのでしょうか?それは皇太子妃自身にしかわかりません。でも、きっともう一度やってみたい日常的な楽しみはあるでしょう。

この記事では王室のプリンセスが守らなければならない12の禁止事項を紹介します。

1. 派手なマニキュアは禁止

多くの女性にとってマニキュアは日常生活の一部。キャサリン妃もそれは同じです。しかし、色の選択は他の人よりも限定されます。派手な色はNGで柔らかいピンク系だけが許されています。

王室では「自然に見える爪」だけが許されているそう。ちなみに故エリザベス女王は1989年以来、いつも同じ「エッシー」の162番「バレエシューズ」のマニキュアがお気に入りでした。キャサリン妃も同じ色を身につけているそうです。

2. 赤ちゃんの性別と名前を明かしてはいけない

新しい家族が増えるというワクワクは皆で共有したいもの。でも英国王室では赤ちゃんの性別や名前を出産前に明かすことはNG。生まれるまで秘密にしておくことになっているのです。英国王室のファンの多くが子どもの性別で賭けをする習慣があるほどです。

3. サインに応じてはだめ

キャサリン妃は気さくでフレンドリーですが、サインをお願いされても応じることはできません。王室メンバーは、王室の公式文書や承認された文書にのみサインを入れることが許されており、一般人にサインをしてはいけない決まりなのです。これは王室のサインの偽造の恐れがあまりにも大きいため。握手と写真だけが許されています。

4. ラブラブアピールはダメ!

人前でパートナーをハグしたり、キスしたりすることが許されない、と聞いても、日本では当たり前かもしれません。でも、英国ではそれはとても特殊なこと。特に王位に近いメンバーはボディタッチでさえもNGでしたが、最近はウィリアム皇太子とキャサリン妃も手を繋いだり、腕を組んだり、仲良しぶりは公然です。将来的にはもう少しリラックスした状況になりそうですね。

5. モノポリーで遊んではいけない

家族や友人とモノポリーで遊んだことのある人なら、なんとなく理由がわかるかもしれません。この何の変哲もないゲームに夢中になって、腹を立てたり、意地悪になったり、ケチになったりすることが「不道徳」だというのが理由だそう。ゲームでも怒ってはいけないなんて大変ですね。

6. 投票できない

英国王室のメンバーは政治的な意見を表明することは禁じられています。これには国会議員選挙への投票も含まれます。キャサリン妃も独立機関のメンバーとして、中立の立場を保たなければならないと規約で定められています。

7. アサリやカキは食べられない

王室ではエビや貝などの貝類・甲殻類を食べることはタブーとされています。こうした食品は食中毒になると命の危険にさらされるためです。魚介類が好きな女性はロイヤルファミリー入りは考えてしまいますね。

8. 二歩下がって

英国王室がいまだに多くの分野で非常に伝統的で保守的であることは周知の事実。たとえば、キャサリン妃は公の場では常にウィリアム皇太子の数歩後ろを歩かなければなりません。王室への敬意からか、彼女はそのことに抵抗はないようですが、このルールは今でも適切だと思いますか?

9. 姿勢を崩してはいけない

王室にとって、エチケットと外見は非常に重要なもの。キャサリン妃の写真はどれをとっても見苦しさがありません。これは彼女の美貌のせいだけではありません。ロイヤルファミリー入りに際して、彼女は姿勢に関するルールを学び、訓練を受けなければならなかったのです。あごは常に床と平行に、指は閉じて、座り方にも作法があります。それを常に守るのは簡単ではないでしょう。

10. 美しくしていなければならない

この “ルール “はそれほど悪いものではなさそうです。王室の一員として自分の外見に気を配る義務があるため、キャサリン妃は週に3回ヘアサロンに通っているそう。もちろん、お金を払う必要は一切なし。

11. ロイヤルファミリーが一緒に旅行することはない

ロイヤルファミリーだって休暇をとり、旅行に行きますが、それには多くの計画が必要です! 休暇中のサービスが細部に至るまで計画されているだけでなく、他の王族と時期や行き先を調整しなければならないのです。王室メンバーが何人も同時に事故で亡くなるようなケースは避けなければならないためです。そのため、キャサリン妃とウィリアム皇太子がチャールズ国王と同じ飛行機に乗る姿を見ることはないでしょう。

12. 人前で泣いてはいけない

時には感情が高ぶって、涙をこらえられないことがあるでしょう。しかし、プリンセスにはそれは厳禁。常に自分の顔と感情をコントロールしなければなりません。泣いている写真は(ほとんど)見当たりません。

プリンセスは楽じゃない

上記以外にも王室には細かいルールがたくさん!ウィリアム皇太子のように、生まれたときからこうしたしきたりに囲まれて育った人にとっては、空気のようなものかもしれませんが、キャサリン妃は成人後に突然この中で過ごすことになったのです。ときにはハメを外したくなるのでは?とお節介にも思ってしまいます。

英国王室の奇妙な事実については、こちらでもご覧いただけます。

出典:blecherbreaker
プレビュー画像:©Pinterest/babygaga ©Pinterest/gala