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びっくり

超高身長な人たち10選

バスケットボール選手の身長が高いことには何の驚きもありません。

けれども、みなさんの良く知る歴史上の人物だったり、芸術家が予想以上の高身長だったらみなさんどうしますか?

今回紹介するのは、意外にもやたら背の高かった人たち10選。お楽しみください!

聖徳太子

日本の歴史の教科書の最重要人物と言っても過言でない聖徳太子。

10人の話を聞いて同時に理解することが出来たと言われる頭脳派ですが、身長に関するイメージは全くと言っていいほどないですよね?

なんとその身長は、180㎝弱!男性の平均身長が160㎝くらいだったと言われる飛鳥時代では超高身長であることが判明しています。

なぜそれが分かったかというと、聖徳太子と等身大と言われていた観音像を計測してみたからなんですね。「開封すると呪われる」と言われていたため、日本人の誰も手が出せませんでしたが、そんな空気など読まないアメリカ人の美術史家が長い眠りを解き、聖徳太子の身長が分かったというわけ。

現代人なら、これは登坂広臣さんや山崎賢人さんと同じ…イケメン俳優みたいな感じの身長だったのです。

フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク

ドイツ・ケルン出身の映画監督であるドナースマルクは、シュタージをテーマにした映画「善き人のためのソナタ」(2006)や、アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップが出演した「ツーリスト」(2010)などで知られています。

貴族の家系出身で、その身長は205㎝と相当なノッポさん!確かにドイツ人には大柄な人が多いですが、その中でも飛び抜けて長身な映画監督と言えるでしょう。

アンジーやジョニー・デップが子供のように見えてしまうのだから驚きです。遠近法!?

孔子

儒教の始祖であり、思想家・哲学者の孔子。

「論語」は今も中国全土に大きな影響を及ぼしており、私たちも漢文の授業で習ったりするために、身近に感じている人も多いのではないでしょうか。

そんな孔子は、なんと身長216㎝だったなんて言い伝えがあります。弟子たちからは「のっぽ先生」と呼ばれていたそうですが、そんな身長だったらのっぽどころの騒ぎではないでしょう。

実際、少し盛られている可能性はありますが、かなり背が高かったことは間違いないようです。

淀君

豊臣秀吉の側室で豊臣秀頼の母だった淀君。

父である浅井長政に似て、168㎝と当時としてはスーパーモデルのような体型でした。

息子である豊臣秀頼も高身長で180㎝ほどの身長だったようです。しかしそれが疑惑を生んでしまいます。なぜなら、父であるはずの豊臣秀吉は140㎝ほどとけっこう低めで、父が別の人物なのではないかと囁かれ、うつ病になってしまったとも言われています。

真実は解明されていませんが、淀君を最後まで支えた長身色白イケメンの大野治長が秀頼の本当の父だったなんて噂も…。

葛飾北斎

Wikimedia Commons

もはや世界に名を馳せる浮世絵師の北斎も、あまり長身であったことが知られていない人物でしょう。その身長は180㎝ほどだったと言われており、当時の平均155㎝の中ではかなり目立ったであろうことが想像できます。

アーティストらしく(?)かなりの奇人だったようで、常人離れした行動も多かった北斎。食生活も変わっており、自分で料理をすることはまずなく、買ったものか人からもらったもので生活していたそう。(忙しかったんでしょうか?)

それでも90歳まで生きることが出来たのは、毎日食べていたくわいが健康に良かったからなのではないか、と囁かれています。

エイブラハム・リンカーン

アメリカの第16代大統領として知られ、大きな人気を誇るリンカーンは、大統領の中でも特に長身だったことで有名です。

その身長は193㎝ほどで、当時としてはずば抜けた身長でした。スピルバーグが映画化した「リンカーン」(2012)でも、冒頭で、「うわ、あんたデカイな。何フィートあるんだい?」と聞かれるようなシーンがさりげなく挿入されていました。

しかし記述によると、「ぶらぶらと長い腕」「手は異様なほど大きく…足との釣り合いが取れていない」と書かれており、「マルファン症候群」だったのではないかとも言われています。

二宮金次郎

Wikimedia Commons

薪を集めながら本を読んで勉強しているあの銅像で有名な二宮金次郎。

勤勉さの象徴として知られるこの人物は、「本の虫」っぽいオタクな印象から、小柄でナイーブなイメージを持たれていますが、実際に成長し切った二宮金次郎は身長180㎝オーバー、体重94キロの当時としてはかなりの巨漢でした。

黒澤明

日本の歴史上類稀に見る成功を収めた映画監督の黒澤明も、身長183㎝と明治生まれの日本人としては飛び抜けて長身でした。アカデミー賞の授賞式でジョージ・ルーカスとスティーブン・スピルバーグと並んだ際も、黒澤明が頭ひとつ抜けて大きかったのが多くの人の印象に残ったのではないでしょうか。

作る作品も実に骨太なものが多く、強い体と強い精神を兼ね備えていた人物だったと言うことができるでしょう。

しかし意外なことですが、幼少期はにぶく貧弱な少年だったようです。けれども、剣道や水泳を熱心に続けた結果、身も心も屈強な青年へと成長していったのです。

そんな黒澤明のエピソードはこちらからもお読みいただけます。

千利休

お茶の道を極めたイメージのある千利休ですが、高身長なイメージはほとんどないですよね?

実はその身長は180㎝ほどで、当時としてはずば抜けた長身でした。しかし千利休が構えた茶室は、たった四畳半。そこで180㎝の大男が茶を入れているその光景を想像すると少しシュールです。

インターネットでは、「ジャイアント馬場が茶を出してくるような感じ」だったんじゃないか、なんて言われています?

セルゲイ・ラフマニノフ

繊細な旋律で私たちを魅了するのが、ロシアの作曲家でピアニストのラフマニノフです。

その甘美でエレガントな音楽からは想像もつきませんが、本人は身長198㎝とかなりの巨漢でした。外見に迫力があり、なおかつ口数が少なかったことが原因で、周囲から誤解を受けることもしばしばあったようです。

しかしその長身は意外にも、ピアノに活かされることになりました。長身で手が大きかったため、ピアノで13度(ドからオクターブのラまで)も楽々と届かせることが出来ました。平均は9度程度と言われています。

いかがでしたか?

意外な人物がノッポさんで、驚いてしまいましたね!

プレビュー画像:  / © Pinterest/ imdb.com © Pinterest/ gqjapan.jp

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