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空港の整備士が地面に描いたメッセージ|心遣いに胸が熱くなる

日本の心の文化とも言われるおもてなし。相手を快適にして差し上げようというおもてなしの文化は古くから私たち日本人の暮らしに根付いています。

ここ数年時折ネットでたびたび話題になっている、噴霧器を使った空港の整備士によるフライト客への見送りメッセージ。

整備士の方々は、家路に着く旅行客に向けて、旅を最後まで楽しいものにしてほしいという思いを込め、噴霧器を使い地面にメッセージを描いて見送りをしています。

那覇空港のスタッフの心遣い

沖縄県那覇空港で見られた整備士さんからのメッセージが話題になっています。沖縄旅行中にプロポーズを受けたという、あるぱかさん(@___ppp32)は、帰りのフライト時に恋人からもらったというバラの花束を預け入れ荷物としてお願いをしていたそうです。

そんなあるぱかさんの事情を知ったのか、離陸前に一人の整備士さんが地面にバラの絵を描き始めたのです。

バラを描く職員
©TikTok/___ppp32

そしてメッセージを書き始める整備士さん。

乗ってくれてありがとうとメッセージを書く職員
©TikTok/___ppp32

「乗ってくれてありがとう」

メッセージはさらに続き…

©TikTok/___ppp32

最後は、「いつまでもしあわせに」と書き終え、深々と一礼をして見送りをしてくれたのでした。

@___ppp32 プロポーズしてもらった沖縄旅行の帰り道の出来事🕊 彼がくれたバラの花束を飛行機で持ち帰りたくて、 那覇空港で預け入れ荷物としてお願いしたら 出発前にメッセージを頂きました😢💗 一生忘れられない素敵な旅になりました。 那覇空港のスカイマークのスタッフの皆さま、 ありがとうございました💐🤍 #那覇空港 #沖縄旅行 #スカイマーク #プロポーズ ♬ Celebrity – IU

この素敵な見送りにあるぱかさんも「一生忘れられない素敵な旅になりました」とコメント。プロポーズの思い出をさらに印象深いものにしてくれた整備士さんの心遣いに、あるぱかさんだけでなく多くの人が胸を熱くし、「素敵すぎる」「粋な計らい」「うるっときた」などと沢山の反響が寄せられています。また、バラの花束を預け入れ荷物として受け取り、その意味を整備士さんに伝えたグランドスタッフの細やかな気遣いも素晴らしいですね。

感謝とお祝いの心を込めて地面に描かれたメッセージ。さり気なく相手が喜ぶような気遣いをする、そんな日本ならではの美しい文化が垣間見れた瞬間だったのではないでしょうか。

この夏に飛行機を利用して旅行を予定しているという方は、こんな素敵なサプライズに遭遇するかもしれませんね。

以前紹介した奄美空港での見送りメッセージの記事もぜひご覧ください。

プレビュー画像:©TikTok/___ppp32