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アンビリーバボー

引越し業者がマネキンと間違えて箱に詰めて運んだものは・・・

引っ越し業は大変な仕事です。引越し経験のある人なら、数え切れないほどの家具や段ボール箱をA地点からB地点に移動させることがいかに体力を使うことかお分かりでしょう。

しかし、ドイツのダルムシュタットで起きた事件では、引越し業者は体力を消耗しただけでなく、一生忘れられないような不気味な経験をしたようです。

:以下の画像はイメージであり、記事の実際の登場人物や物を示すものではありません。

事の始まりは、よくある地味な出来事でした。ある家主が、借手の一人が家賃を相当長く滞納していることに気がついたのです。住民はアパートの立退きを命じられ、所持品はすべて押収されることになりました。

2022年2月初旬、家主の要請により区の職員が呼ばれ、アパートの物品がすべて押収されることになりました。

P1000590

住民はすでに立ち退いたと考えられており、運送会社の従業員が物品を片付けるためにアパートに入りました。

部屋には家具に加えて、奇妙な人形が置かれていました。人形は服を着たまま暖房器具に寄りかかっており、よくある救命用のマネキンのように見えたと言います。あり得ないことではありません。もしかしたら、借主は仕立て屋か、あるいは救命処置の講師だったのかもしれません。

同席した区の職員はその「人形」を他の物品と同じように箱に詰めて保管庫に移すように命じました。

I got it! Moving box on back.

ところが、2ヵ月後、押収品の点検で警察が保管庫に呼ばれた時、あってはならない事態が発覚しました。

あの「人形」が腐敗していたのです。ようやくこの時点で、恐ろしい疑惑が生じます。

Man in bed

人形は借主の遺体だったのです。捜査当局は、男性が自殺したか、あるいは自然死したとみています。暴力的な犯罪の証拠は見つかっていません。

遺体を人形と見間違えるなんてことが、どれほどの確率で起こりうるのでしょうか・・・。いずれにせよ、遺体を箱に詰めて運んだ引越し業者の夢見は悪いことでしょう。

Mannequins in Lima

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出典:focus , hessenschau
プレビュー画像:©Flickr/SouthAustralianHistoryNetwork