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えらい

震災から10年 レディー・ガガが日本のファンへ贈ったメッセージ そのラスト20秒にもう心を射抜かれずにいられない

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、10年の月日が流れました。

多くの人の努力により、復興は着々と進んではいるものの、震災の爪痕は依然として大きく残り、人々の心の傷が癒えるまではまだまだ時間がかかります。

そんな中、ある世界的アーティストが投稿したビデオメッセージが、Twitterで大きな話題を呼んでいます。

実際にその動画をご覧ください!

「ニュースで地震と津波の衝撃的な映像を見たのが、まるで昨日のことのよう」と当時を振り返るその女性…

言わずと知れた、レディー・ガガさんではないですか!

Twitter/gagadaily

もともと、日本のカルチャーや精神性に強い関心を寄せており、大変な親日家として知られているガガさん。

どれくらい親日なのかと言うと…飼っているフレンチブルドッグの名前を日本風に「コージ」と命名したり、左肩に「TOKYO LOVE」というタトゥーを入れてしまうほど!(デザインは日本人アーティストの荒木経惟さん)

2011年に東日本大震災が発生した際、海外アーティストの中で誰よりも真っ先に行動に移したのも、ガガさんでした。

震災後24時間以内に自身の公式サイトで、「日本の為に祈りを」と描かれたチャリティ・リストバンドの販売を開始。世界中のガガさんのファンがそのバンドを購入し、1億5千万円にも及んだ売り上げを、ガガさんは全額日本の被災地支援に寄付しました。

さらに地震発生の3ヶ月後には来日し、10日間という異例の長期滞在を決行。被災地支援を目的としたライブイベントを開いたり、食事、観光、ショッピングをエンジョイする姿をSNSなどで積極的に発信したことで、「日本は安全」と世界に印象づけ、風評被害に苦しむ日本を助けたのです。

来日した際は連日メディアで取り上げられていたので、記憶している方も多いのではないでしょうか?

ガガさんは、冒頭に紹介したビデオメッセージの中でこう語っています。

「日本のみなさんのまっすぐな優しさと、お互いに愛をもって接する姿に、尊敬の念を抱くようになりました。そしてそれは、新型コロナウイルスのパンデミックの中世界中で戦っている人々へも希望を与えていると思います」

これだけ日本のために様々なアクションを起こしてくれているガガさんだけに、その言葉からは決してリップサービスや売名行為などではなく、日本の人々に寄り添おうとする彼女の真心を感じます。

「アイシテマス!」とチャーミングに日本語で締めくくられたこの動画は、日本だけでなく世界からの注目を集め、動画には現在までで15万近くのいいね!がついています。しかし何気ないビデオメッセージのようでも、冒頭に「まるで昨日のことのよう…」と話していたように、彼女がこの震災を風化させてはいけないという気持ちを込めているのを感じられます。

ガガさんのように世界的な知名度のある人物が、積極的に被災地を支援するためのアクションを起こしてくれることは、頼もしい限りです。

以前イミシンでは、被災地のために奮闘し続けるサンドウィッチマンのお二人を紹介しました。しかし日本国内だけでなく、国外からも、これだけ日本のことをサポートしてくれる人がいるということを知って、嬉しい気持ちになりますね。

こちらの動画も、併せてお楽しみください!

プレビュー画像:  / © Pinterest/ chunichi.co.jp