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【女性からの女性差別】ホームセンターで男性スタッフを呼んでと怒る女性

女性は日常生活でさまざまな性差別を受けます。特に職場では本音を言えないため、多くの女性が男性からのくだらないジョークや侮辱に我慢してきました。

しかし、性差別意識を持つのは男性だけではありません。女性による男性差別もありますし、同性の女性からの女性差別もあるのです。その一例として、ある女性がインターネットプラットフォームredditで次のようなエピソードを共有しています。

※注:以下の画像はイメージであり、ストーリー中のいかなる人物、場所、アイテムも示していません。

「20歳くらいのとき、私は大きなホームセンターで売り場マネージャーとして勤務していました。振る舞いは25歳のようだと言われていましたが、見た目は18歳にも見えませんでした。若い女性として、それなりの性差別を受けましたが、ひどい差別はたいてい女性からの性差別でした。この投稿は、そのような女性からの差別的な扱いのエピソードです。

©Pixabay/WikimediaImages

私は塗装部門の担当でした。部下は3人いました。私は上司としてうまくやっていたと思います。時にはプレゼントを贈ったり、彼らの希望が叶うようにシフトをうまく調整していたので、部下との関係は良好。私のチームは最高でした。

ある日、私が一人で売り場にいるときに女性客が5ガロン(約22リットル)の油性プライマーはどこにあるのかと聞いてきました。私はその女性に、この店ではそのプライマーの5ガロンサイズを扱っていないことを伝えました。女性は「この間まですぐそこの棚にあった」と言いながら、私を覚えの悪い新人だとバカにしました(彼女の夫は私に申し訳なさそうな顔をしました)。私は、その女性の探している商品を売っている別の支店には、まさにその場所にその商品があると伝えました。彼女は、自分が店を間違えたと指摘するなんてひどいと怒鳴りちらし、大声で、馬鹿な小娘ではなく有能な人間が必要だから男性を呼んできてと主張しました。私はただ微笑んで、男性の塗装担当者がもうすぐ出勤すること、そして彼が出勤したらすぐに彼女のところに案内することを彼女に伝えました。

©Getty Images

私はジョーが出勤するのを待ちました。ジョーは新人ですが優秀なので、この仕事をこなせると思っていましたし、そうでなければこのような状況の対応をさせません。ジョーが来ると、私はすぐに、助けを必要としているお客さまがいることを伝えました。そして、そのお客様が怒っていることを伝え、彼女の質問に答えられるようベストを尽くすようお願いしました。

ジョーはその女性客のところに向かいました。彼女は『やっと男が来たわ』と言い、同じ質問をしました。ジョーは冷静に、この店で5ガロンサイズの油性プライマーを扱っているのを見たことがないと伝え、塗装部門のマネージャーに確認してみると言いました。女性客は喜んで、大きな声で『手伝ってもらえて本当にありがたいわ』と言いました。

ジョーは私のところに歩いてきて、5ガロンの油性プライマーについて尋ね始めました。その女性があわてて駆け寄って、彼に何をしているのか尋ねました。彼は振り返って、『こちらは私のマネージャーです。彼女がこの部門を仕切っているんです』と言いました。

夫は大笑いし、女性は立ち去り、私はジョーに昼食をおごりました」

©Getty Images

仕事をしている女性の多くが職場での性差別を経験していますが、このエピソードからもお分かりのように性差別は男性から女性に向けられるものだけではありません。

誰もが自分では気づかない偏見や思い込みを多かれ少なかれ持っています。まずは自分の中にある差別意識の存在を認めて、向き合うことが大切なのでしょう。

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出典:boredpanda , reddit
プレビュー画像:©Getty Images