ちえとくをフォローする

すごい人たち

子どもの頃受けた「いじめ」の逆襲に出た大人たち

いじめは日本に限らず世界中で子どもたちが直面する問題です。周囲の大人に助けを求められず、引っ越しや進学などで環境が変わるまで、たった一人でいじめに耐え続ける子どもたちが多いのが現状ではないでしょうか。

いじめの傷跡は大人になってもなくなるものではありません。突然あの頃がフラッシュバックしたり、憎み続けることで加害者のことをいつまでも忘れることができずにいたり…。掲示板redditに寄せられた、子どもの頃に受けたいじめへの逆襲に出たエピソードをご紹介します。

1.大人になってからの逆襲

「ティーンエイジャーの頃、私のことを猛烈にいじめた女がいた。鼻の骨を折られたこともある。私が16歳で引っ越すまでいじめは続いた。あの街には嫌な思いでしかないが、たった1人の友人と彼女の家族とは連絡を取り続けていた。

その友人の兄と、私をいじめていた張本人が結婚した。数年後、私の友人の結婚式に招かれた私は、友人の兄を見つけた。妻は同席していない。

友人の兄と寝てやった。翌日、彼の隣にぴったりくっついて集合写真に写った。写真を見たときのあいつの表情を想像すると楽しくて仕方ない」

This is the photo Facebook used to show that today is my wedding anniversary. That’s my wife dancing. I’m on the far left.

2.これぞカルマ

「前職で4年間も、とんでもない嘘つき同僚と働いていた。他の同僚をおとしめ、誰かの功績はすぐ自分のものにする、そんな奴だった。

現在の会社で人事を担当している私のもとに、奴の履歴書が来たときは即ゴミ箱行きにしたよ」

3.思わず笑顔が漏れる

「盗難車の運転手を逮捕したら、僕をいじめていた加害者だったんだ!思わず笑みが漏れた」

Official photo of Justin Bieber’s arrest early this morning.

4.最後に笑うのは誰だ

「私は中学時代、学校一の人気者に『ブサイクだ、気持ち悪い』とみんなの前でバカにされていた。

数年後、地元のバーでそいつに偶然会った。私は自分の外見に自信をつけていたけど、奴は中学時代から成長してないみたいで、かわいい12歳のままという外見だった。おどおどして『君って、すっかり変わったね!』だって。携帯番号を交換したら、翌日デートに誘ってきた。『ハハハ、ありえないでしょ』って返信してやった」

I call this one “How to spectacularly fail on a first date.”

5ムードメーカー

「わたしをいじめてた女は、ものすごい醜いタトゥーを背中に入れていた。その写真をコンピューターに保存しておいて、たまに見て元気をもらってる」

6.いるべき所にいた

「私の家は経済的に貧しくて、子ども時代は街の外れのトレーラーパークに住んでいた。同じトレーラーパークに住んでいたのが、私をいじめた少年だ。ここでは“イザイヤ”と呼ぶことにしよう。外に遊びに行けば必ず暴力を振るわれるので、私はひとりぼっちでトレーラーの中で退屈しながら過ごすしかなかった。

それから10年が経ち、私は地元の刑務所の刑務官として勤務していた。給料は安定していて、自分の家を買うこともできたし、イザイヤのことはすっかり忘れていた。ある日、独房棟を担当していたら、独房に見慣れた顔を見つけたんだ。まぎれもなく、トレーラーパークのイザイヤだった。にっこり笑いかけたよ」

norwegian versus american prison cell

7.大人になっても嫌な奴

「卒業してしばらくしてから、高校時代に私をいじめていた加害者女からFacebookに連絡がきた。何事かと思ってメッセージを開くと、私への罵詈雑言の嵐だった。私は、そのメッセージのスクリーンショットを撮って、Facebookに投稿した。するとたくさんの人から、励ましの言葉をもらったり、相談に乗ると申し出をもらったりした。もういじめには屈しない」

8.加害者が地元に残るとこうなる

「高校卒業後、地元を出て私は仕事で成功をつかんだ。両親の元を訪ねていたある日、洗車に行くと、そこには高校時代に私をいじめていた男がいた。しっかり車を拭いてもらったよ」

9.だからそう言ったでしょ

「高校時代、いつも僕から金を巻き上げようとしてくる奴がいた。僕は当時レストランのウェイターとしてバイトしていたから、金を持っていると思われていたんだ。時給はすごく低いし、全然余裕なんてない、と伝え続けてた。

数年後、そのレストランを両親と訪れると、なんとそこには奴がいた。しかもウェイターとして働いていた。さらに僕のところに来て『昔、お前から金を巻き上げようとしてたの覚えてる?オレ、ほんとバカなやつだったけど、今はここで働いてる。お前の言ってたことほんとだったよ!』」

いじめ加害者は冗談のつもりでも、被害を受けた人にとっては悲しい体験でしかありません。こうした逆襲体験を通して、被害者にとっていじめが過去のできごとになったことを祈ります。

 出典: boredpanda

プレビュー画像: © Imgur/DavidBussell