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考えさせられる

いじめ加害者の息子を道路脇に立たせた両親の行動に物議

親であれば、子供が学校でさまざまなこと学び、成長する姿は喜ばしいもの。でも同時に、学校でいじめに遭っていないかないどうか不安に思うこともありますよね。

精神的・身体的に大きな苦痛をもたらすいじめは、今や深刻な問題となっています。子供をいじめから守りたいと思うのは親としては当たり前のこと。

しかし、もし我が子が「いじめ加害者」だったとしたら、みなさんはどうやって子供と向き合いますか?

先月12月に、SNSサイトに投稿されたある動画が物議を醸しています。

TikTokユーザーのギャヴィン・クラインさん(@userxgwig52jip)は、車に乗っていたところ、道路の脇に看板を持って立つ一人の少年を目にしました。少年が持っていた看板に書かれていたのは、目を疑うものでした。

道路に看板を持って立つ少年
[email protected]

「僕はイジメ加害者。イジメを憎むならクラクションを鳴らしてください」

そして看板を持つ少年の少し先には両親と思われる男女2人が、少年の姿をじっと見つめています。

少年を見守る両親
[email protected]

この光景にギャヴィンさんと車に同乗していた友人は、いじめ加害者である我が子へ、親がすべき対応として正しいものではないと感じたそうです。

実際に動画の中で、ギャヴィンさんと友人は「これは反則」「なんて意地悪なんだ」「両親を怒鳴りつけたい」と言葉を漏らし、この両親がしたいじめへの罰に対し非難の声をあげています。

@userxgwig52jip

Dads a bully

♬ original sound – Gavin Klein

自分がいじめ加害者である事を人々に晒し、車のドライバーにクラクションを鳴らされることで、いじめがどんなに許されない行為なのかという事を、子供に実感して欲しいと思ったであろう両親。しかし、ギャヴィンさんが動画を撮影していた間、実際にクラクションを鳴らしたドライバーは誰一人としていませんでした。

ギャヴィンさんが「父親はいじめっ子」と題して投稿したこの動画は、これまでに680万回以上再生され、両親がしたいじめへの対応に対し、多くの人から反響が寄せられました。

ギャヴィンさん達のように、行き過ぎた行為と避難する声や、親がこんなことをするから子供もいじめ加害者になると言う厳しい声があった一方で、2万件以上に及ぶコメントの多数は両親を擁護するコメントだったのです。

「子供がいじめが許されない行為だと学ぶには必要」

「自分の子供が加害者だとわかると、子供を庇う親が多い。親が何もしないからいじめがなくなることがない」

「いじめ被害者の苦痛を考えたら、こんなの易しい」

両親の対処に賛成する人々からは、このようなコメントが寄せられていたそうです。

SNSの発達により、近年ではインターネットを通じたいじめが多発するなど、いじめ問題は日本だけでなく世界各国でも社会問題化していると言われています。フランスでは深刻化する学校でのいじめに対し厳罰化する動きが進んでいると言われており、日本でも注目されています。

いじめは許される行為ではありません。それをわかってもらうには、時に親は厳しい姿勢を取らなくてはいけないことも事実です。しかし同時に、なぜいじめをしてしまったのか、親が一緒となり子供の心の深い部分と向き合うことも必要なのではないでしょうか。

動画中の両親が、この罰をくだす前に少年ときちんと話し合ったこと、そして少年が心の底からいじめは許されないと理解していることを願います。

物議を醸したこの両親の行為、みなさんはどう思いますか?

以前紹介した、こちらの記事も併せてご覧ください。
我が子がいじめの加害者だったことを知った父の対応に賛否両論

プレビュー画像:©TikTok/userxgwig52jip
出典:bored panda