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えらい

コロナで収入がガクッと減った経営者EXILE・HIRO しかし社員たちは給与明細を見て愕然とした

HIROさんと言えば、まさにEXILEの顔。

どんどんと人数が増えているイメージのEXILEですが、HIROさんはEXILEの前身であるJ Soul Brothersの初期メンバーとしてスタート。その後、パフォーマー兼リーダーとして、力強くEXILEを牽引しました。

そんなHIROさんですが、ファンであれば経営者としての顔もあると言うことをご存知でしょう。2013年にパフォーマーを勇退してからは、プロデュース業にも力を入れており、EXILEの所属する芸能プロダクション、LDHのチーフ・クリエイティブ・オフィサーも務めているのです。

そんなHIROさんが先日、バラエティ番組「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)に出演した際に明かした驚きの事実が、大きな話題を呼んでいます。

コロナ禍で、大きな打撃を受けたエンターテイメント業界。特にEXILEのように、お客さんをライブ会場に集めることの多いグループにとって、その打撃は決して小さいものではありませんでした。事実コロナの影響で、コンサートは次々と中止に追い込まれ、会社の収益は大幅に下がってしまったと言います。

そんな中、社員数や会社の規模を縮小することは考えなかったのかと聞かれたHIROさん。すると、規模の縮小は絶対にしないと心に決めていたと言い、そして続けた言葉に、会場中がどよめきました。

「示しがつかないので…(給料をカットしたのは)僕くらいなんじゃないかな」

そう、HIROさん、自分自身の給与をカットして、社員全員にきちんと給料が支払われるように気を配っていたのです。

「給与を減らしたりとか、最低限のものを減らすまでいっちゃうと、本当にまずいなっていうことがあるので。そこは経営陣としてはキープできるようなことはしっかりしたい」

HIROさんが「絶対に会社の規模縮小はしない」と決めていたのも、見栄などではなく、きっと社員をリストラしたくないと言う気持ちからだったのではないでしょうか。

HIROさんは経営者として、このコロナの苦境で人知れず悩みを抱えていたことも打ち明けました。しかし同時に、コロナ禍だからこそ見えたものもあると、ポジティブな面に目を向けます。

コロナ禍になったことで、今まで目に見えていなかった、現場で頑張っている人たちの努力をより深く感じるようになったと言うHIROさん。

今までは任せっきりにしていた部分も、より細かく共有していく中で、会社を支えてくれている人たちの存在のありがたみを感じたのでしょう。

このように、HIROさんが経営者としての苦悩や心持ちを語ったその日の放送は大きな反響を呼び、インターネット上では「HIROさんの違う側面が見えた」「まさに経営者の鑑」と言ったようなポジティブなコメントが溢れかえりました。

いかがでしたか?

以前イミシンでは、ホストを経営するローランドさんがコロナ禍でも従業員のために奔走する姿を紹介しました。

どの経営者も、コロナ禍で苦しいのは同じでしょう。しかし優れた経営者というものは、誰よりも真っ先にリスクを取り、決断し、そして時には自らの身を犠牲に差し出すものなのかもしれません。それは全て、従業員を守るため。

なぜHIROさんがカリスマ的なリーダーなのか、その理由が垣間見えた気がします。1日も早くこの状況が改善し、またEXILEが大勢の観客の前で輝く姿が見られる日を期待せずにはいられません。

プレビュー画像:  / © Pinterest/ natalie.mu