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【これはすごい…動物園の実態】飼育員が暴露する動物園の裏話

※ この記事の一部には野生動物ならではのショッキングな表現が含まれます

動物が好きな人なら、小さい頃に動物園の飼育員になりたいと思ったことがあるかもしれません。ライオンに餌をやったり、オウムを撫でたり、赤ちゃん猿の世話をしたり、ラクダに乗ったり…珍しい動物たちと一日中過ごせるなんて夢のような仕事に思えます。でも、もちろん私たちの想像と実際の飼育員の仕事には大きなギャップがあります。

動物園の飼育員の仕事には、来園者には言えない裏話がたくさん。実態を知れば、野生動物と一緒に仕事をするというロマンティックな憧れが壊されてしまうかもしれませんが…この記事では、飼育員たちが暴露した海外の動物園の裏話をご紹介していきます。

では、動物園の秘密のカーテンを開けてみましょう。

1. 模擬演習の実態

「毎月、危険動物が脱走したときに備える訓練を行っていた。飼育員の一人がライオンの衣装を着て走り回り、それに応じて叫んだり逃げたりするという何とも気恥ずかしい演習だった。でも、一番印象的なのは、来場者の避難誘導だった。緊急時には来場者に建物の中に入ってもらうとになっていた。来場者をすべて建物に誘導したら、飼育員も中に入り、すべてのドアに鍵をかける。これは動物に対して馬鹿げた振る舞いをする人がいる可能性があるためだ。愚か者のためにその場にいる全員の命を危険にさらすことはできない。もし馬鹿な真似をする人がいた場合は、その人はそのまま外に放置する方針だった」

2. 遊び感覚の拷問

「私は動物園で庭師として働いていた。そこには人を電気柵にわざと押し込むラクダがいた。囲いの中の茂みを剪定していると、ラクダはちょうどいいタイミングで人を押し、つまづかせて電気柵で感電させる。ラクダはそれを面白がっていた」

3. 苦肉の策

「ヒヒのメスが流産してしまったため、ヒヒの囲いを閉鎖した。来場者には『メスが流産したことをヒヒたちが嘆いているため』と伝えた。実際には、ヒヒは赤ちゃんの死体の破片を投げ合っていた」

4. 最悪の動物は…

「最悪なのはキリン。囲いに入るたびに、長い首を振り、人が倒れるまで頭突きを繰り返す。彼らはただ、それを楽しんでやっていた」

5. 簡単な仕事ではない

「動物園で働く人はほとんどが何年にもわたる厳しい訓練を受けている」

6. 一生の思い出かトラウマか

「マーモットが脱走してチンパンジーの囲いに逃げ込んだことがあった。若いチンパンジーがマーモットを捕まえた。長い間いたぶって遊んだ末に、マーモットが逃げようとすると、チンパンジーはお客さんの窓の前で殴り殺した。そして、その亡骸をテディベアのように脇に挟んで持ち歩いていた。この一部始終が、遠足で来ていた小学校のクラス全員の目の前で繰り広げられた…」

7. 海の覇者は8本の腕

「ある水族館で大水槽のサメがいつも死んでしまうが、理由がわからずに困っていた。監視カメラが設置され、殺戮者はタコだとわかった。タコは岩と岩の間に隠れ、サメを待ち伏せして殺していた」

8. 王者への侮辱は許されない

「ライオンの神経を逆なでするようなことをした来場者は、確実におしっこをかけられていた。いつ見ても痛快だった」」

9. . 獰猛なのは草食動物

「チーターの囲いに入る飼育員に、怖くないのかと聞いた。チーターは人間と同じくらいの大きさの獲物を狩ることはないから、と彼は答えた。そこで、動物園の動物の中で一番怖いのは何かと聞くと『シマウマ』と彼は即答。シマウマは獰猛で、理由もなく噛んだり蹴ったりするそうだ」

10. 帰りの馬車

「来場者の中には果物を持ってきて、猿の囲いの中に投げ入れる人がいる。それは禁止されているし、良いことでもない。そして本当に馬鹿げた考えだ。何かを投げ入れると猿は全力で投げ返す。一度、ゴリラの囲いの中にパイナップルを丸ごと投げ込んだ馬鹿者がいた。ゴリラはそのパイナップルを相手の頭に向けて投げ返した。パイナップルは破裂し、救急車が呼ばれた…」

11.  意外な武器

「ラクダは嫌なことをされると、威嚇のためにツバを吐く。ラクダの唾はただの唾ではなく、唾液と嘔吐物が混ざったもの。すごい臭いがする。ラクダに嫌がらせをするのは絶対にやめたほうがいい」

12. 美しい愚か者

「クジャクは信じられないほど愚かな動物だ。動物園で放し飼いにされているクジャクは、定期的に肉食動物の囲いの中に逃げ込み、そこで食べられてしまう」

13. 狙われている

「オウムたちの下で掃除をするときは、気をつけなければならない。奴らは、下で掃除する飼育員が顔を上げる瞬間を見計らって糞をする。そして狙いは完璧だ」

14. 自然界では普通にあること

「動物園では、動物が死ぬと他の動物に食べさせることがある」

15. 恐怖体験

「私は巨大な亀の担当になった。ある日、大きなバケツに一つはカメの糞、もう一つはカメに与える草を入れて、囲いに入った。突然、後ろから大きな音とうなり声が聞こえてきた。体重70キロほどのオスのカメがバケツと交尾しようとして、バケツを自分の下に押しつぶした。彼はさらに2つ目のバケツを狙い、私を追いかけてきた」

 

動物園の飼育員には、口外できない苦労が色々あるようですね。それでも動物たちを身近に感じることができる仕事にやりがいと魅力を感じている飼育員もいます。飼育員と動物たちとの絆を伝える以下の記事も併せてご覧ください。

 

プレビュー画像: ©Facebook/San Diego Zoo