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【少年がぶつかったモノ、それは…】熱帯雨林でジップライン中…待ち構えていたのはまさかの生き物だった!
北米大陸と南米大陸のほぼ中間に位置するコスタリカ。国土の38%を熱帯雨林を占めるという豊かな自然環境・生態系に恵まれており、世界全体の0.03%の面積しかない国土には、地球上の全動植物の約5%が生息しています。
まさに生物多様性の宝庫ともいえるコスタリカの熱帯雨林の中を、ジップラインで滑走していた少年が思わぬ珍獣に遭遇した動画が話題を集めています。
(ジップラインとは、森林の中で木々をワイヤーで繋ぎ、ハーネスの付いた滑車で滑走するアクティビティのことです)
3月13日、中北部ラ・フォルトゥナの「Go Adventure Arenal Park」でジップラインのレクリエーションを楽しんでいた少年。しかし、ワイヤーの先で予想外の生き物が待ち構えていたのです…
こちらの動画をご覧ください:
美しい熱帯のジャングルを滑走する少年。見ているこちらもワクワクするような光景です。

しかし、スタートから10秒少しで何者かと衝突。なんとナマケモノがワイヤーにぶら下がって待機していたのです。
(ちなみに、ナマケモノは動作も超スローなだけでなく、ワイヤーに掴まる筋力もないので、ワイヤーに爪を引っ掛けてぶら下がっています)

ナマケモノも相当慌てたのでしょう、ゆっくりと(ナマケモノにしては俊敏な動きのはず)向こう側へと去っていきます。ナマケモノの動きが遅いため、少年とガイドはナマケモノが完全に去るまでその場で15分ほど待ったそうです。
幸いにも、少年はブレーキを使い衝撃を緩和することができたので、少年とナマケモノのどちらにも怪我はありませんでした。
不思議なことに、少年と前の搭乗者の間は約30秒程しか時間が空いていなかったので、どのようにしてスローな珍獣ナマケモノがワイヤーの瞬間移動したのかは謎のままです。もしかしたら、木の上から落ちてきたのでしょうか…?
とにもかくにも、ナマケモノにまさかの体当たりし間近で観察できて、少年にとってはとても貴重な体験となったことでしょう。
出典: nypost.com
プレビュー画像: ©️ instagram.com/goadventurepark
