ジョーク
ジョーク: 押して欲しい酔っ払い
深夜3時、突然玄関ドアをドンドンと叩く音で起こされたカップル。不審に思いながら男性がドアを開けると…そこには土砂降りの中、駐車している車の間に立った酔っ払いが押すのを手伝ってくれと頼んでいます。
「今何時だと思ってるんだ!午前3時だぞ、ふざけるな!」
イラッとした男性は酔っ払いに怒鳴りつけるとドアをピシャリと閉め、ベッドに戻りました。
「誰だったの?」と妻。
「酔っ払いが押してくれって頼んできたんだよ」
「それで手伝ってあげたの?」
「まさか。午前3時だぞ、しかも土砂降り。どうかしてるよ」と目を閉じて再び眠ろうとする男性。
「でも、この前のバカンスで車が故障して困ってたときに、親切な地元の人たちが車を押して助けてくれたじゃない。あなた忘れたの? 酔っ払いだろうと困っているなら助けてあげないと!」
しかたなく男性は渋々服を着ると、外へ出ましたが先ほどの酔っ払いの姿が見えません。
「すみません、まだいますか?」雨が降る中、暗い夜道に向かって声を掛けると、
「はい!」と返事があります。
「まだお困りですか?押しましょうか?」
「はい!お願いします!」と暗闇の中から返事がありました。
「どこにいるんですか?」と男性が問いかけると…
「こっちです!このブランコの上です!」と酔っ払いのウキウキした声が響きました。
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