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【こんなに変わる!】薬物を断って1年、別人級の変貌を遂げた36歳

35歳の若さにして余命1年の宣告を受けた英国人キャロライン・ベスト。長年にわたる薬物の乱用によりキャロラインの体はボロボロ、心臓機能は著しく悪化し手術に耐えられる状態ではないと医師ですら匙を投げる有様でした。

Facebook/West Midlands Police

10代の頃からコカインやヘロインに依存していたキャロライン。ドラッグ代欲しさに万引きを繰り返しては逮捕される日々を繰り返していました。薬物に溺れ負のサイクルから抜け出せずにいたのです。まだ30代にも関わらず、キャロラインの容姿はまるで高齢女性のように老けこんでいました。すっかりやつれこけ落ちた頰に生気のない瞳、薬物はキャロラインの身体を内側からも外側からも蝕んでいました。

薬物

廃人同然、まさに人生のどん底状態…しかし幸いにもそんなキャロラインに救いの手を差し伸べる人が現れます。ウェストミッドランド州の警察官スチュワート・トゥーグッドがキャロラインに薬物中毒の犯罪者に対する警察の更生プログラムを提案したのです。薬物依存を断つため、キャロラインは薬物更生施設に入所しました。

現在、キャロラインが薬物を断ってから1年が経過。まるで別人のように生まれ変わったキャロラインの姿をウェストミッドランド州警察が公式Facebookに投稿しました。1年前に余命宣告を受けた人物とは思えないほどの見事な変身ぶりをご覧ください。

Facebook/West Midlands Police

薬物を断ったおかげで心臓機能も回復し、更生のきっかけを与えてくれた警察官スチュワートにキャロラインは心から感謝しています。

「何もかもスチュワートのおかげです。おかげで社会の一員として軌道修正することができました。私一人では到底抜け出せずにいたでしょう」

 

現在、キャロラインは公認更生プログラムでかつての自分と同様の薬物中毒者をサポートする活動に携わっています。薬物を見事克服したキャロラインは、薬物中毒者にとって希望の存在でもあります。

薬物は止めてから数年経っても、ふとした刺激から急に薬物への欲求が生じることがあります。新たな生きがいを見出し第二の人生を精一杯生きるキャロラインが今後も薬物からクリーンであり続け、その未来が明るいものでありますように!

プレビュー画像:©︎Facebook/West Midlands Police

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