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人はここまで変わってしまう 薬物依存症との闘いを公開した15人
違法薬物を使用するきっかけはさまざまです。好奇心から。仲間に勧められて。もっとがんばるために。心身の痛みを忘れたくて。痛み止めとして医師から処方された薬がきっかけと言う人もいます。
薬物を使用して気分が変化すると、その気分の変化を再び求めるようになり依存していきます。薬物依存は意志や人格の問題ではなく、誰にも起こりうる脳の病気。この病気を克服するためには専門的な治療とサポートが必須です。でも必ず抜け出す方法はあるのです。
薬物依存者の自助グループThe addict storyのインスタグラムから、重度の依存症から大きな変化を遂げた15人の治療前と後の様子をご紹介します。良くも悪くも人はここまで変わるという事実に衝撃を受けます。
1. 最後の最後で助かった
「数ヶ月前まで、私は路上で暮らしていた。希望を完全に失って、大量の薬物使用が原因の心臓の感染症で死にかけていた。今、私は回復中。心臓手術を受けて、人生の暗黒時代から抜け出した。薬物を絶って107日目。回復できる！」
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2. 最後のチャンス
「僕の名前はジョーダン。薬物依存症だ。この10年ずっと薬物に依存してきた。思うように生きられない自分のことが哀れで、壁に打ち当たるたびに薬物に手を出してきた。薬物を手に入れるために利用できる人はすべて利用して、何度も過剰摂取で搬送された。8回もリハビリしようとして失敗してきた。今日、僕は薬物を絶って6ヶ月になる。今回は人生が好転してきた気がする。僕ができるなら君だって克服できる」
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3. 新しい人生
「これまで数え切れないほどの危険な経験をしてきたけど、今日私は薬物を絶って53日目。体重を取り戻した。車もある。仕事も始めた。母と、そして息子との関係はこれまでないほど良好だ。神様の力か、ものすごく私が幸運か、いずれにせよまだ生きていること、支えてくれた人に感謝したい」
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4. 絶望を超えて
「今からちょうど一年前、私は薬物を絶って今もこうして生きている」
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5. 骨と皮だった
「私の名前はエメラルド。薬物依存症の最後の年、私はモーテルの一室と緊急治療室を行ったり来たりしていた。2人の息子の親権は取り上げられて、骸骨になった気分だった。今、私は薬物を絶って21ヶ月。2人の息子の親権も取り戻し、人生で初めて心に平安が訪れた気がする」
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6. 笑顔が戻った
「若い頃から、薬物がなくては生きていけなかった。自信がなくて怒りと自己憐憫の塊だった。ちゃんと振る舞えるタイプの薬物依存症だと思ってたけど、薬物のない生活なんて想像さえできなかった」
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7. 同一人物とは思えない
「クリーンになって800日も経つなんて、にわかには信じられない。昔の写真を見ると、少しずつ死んでいくように感じていたのを思い出す。どうでもよくなってギブアップしたいと思ったこともあった。でもよかったよ、諦めなくて」
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8. あれから6年
「あの頃のことを忘れないために、この写真を取っておくの。今、私は人生が楽しくて仕方ない。薬物を絶って6年、一度も手を出していない」
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9. 力みなぎる人に
「クリスマスの日に母が亡くなり、それから10年ものアルコールと薬物依存の日々に突入した。最終的に病院に運ばれて死の淵をさまよった。そこから再び自分の人生をコントロールできるようになった。今、私は他の依存症の人のサポートをしている。回復したことがとても誇らしい」
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10. 半死状態から輝きを取り戻した
「左の写真は、依存症の最悪のころで、ありとあらゆる薬物をやっていた。ホームレスで、道ばたやゴミ箱の脇で寝て暮らし、自殺寸前だった。右側の写真は、薬物を絶って72日目の私。こんなに気分が良かったことない」
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11. 目つきの違い
「今日で治療開始から30日。もう薬物には手を出さない！」
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12. すべてを失うのにかかった時間
「私はメーガン、依存症を治療中。大切なものを全部失うのにかかった時間は、依存症だった4年間ではない。たった30秒。最初の薬物を注射するのにかかった時間はたったそれだけだから。その瞬間にすべて終わった。クリーンになるのがこんなに大変なんて思っていなかった。2019年12月3日からクリーンよ」
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13. 二度目の人生
「左の写真は613日前、リハビリ施設に収容された時の僕だ。体も心もそして魂も壊れていた。613日後、僕はまだクリーンだしこの体験から多くのことを学んでる」
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14. アルコール依存症から立ち直った
「意識を失って倒れるのが日常茶飯事だったあのころ。左の写真は、顔の骨を折って病院に担ぎ込まれて目が覚めたところです。自分も含めてすべてが嫌いだった。今、私はまだ生きていて幸せで、何年もアルコールに手をつけていないことに感謝の気持ちでいっぱいです」
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15. 薬物は誰も差別しない
「私は敬虔なクリスチャンとして育てられたけど、薬物はあなたがどんな人かなんてお構いなしに破壊します。左の写真は、メタアンフェタミン依存症の結果、血液と肺、心臓の感染症を起こして手術を受けたときの私。7週間も寝たきりで抗生物質治療を受けて、心臓を開いて手術してようやく私の目は覚めた。右の写真の今の私は幸せで、全然違う人生を生きている」
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依存症患者に対する周囲の偏見や差別も、患者の治療を妨げる要因です。この15人の患者たちは自らの体験を赤裸々に公開することで、依存症患者のことを多くの人に知らせ、依存と戦う人に大きな勇気を与えています。
プレビュー画像: © Instagram/theaddictsdiary
