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ストーリー

心底震えあがったら全然何でもなかったエピソード集

夜中にトイレに起きて、部屋に誰かいる!と心臓が止まりそうになったらコートだった…なんてことありませんか?後から考えてみれば笑い話なのですが、その一瞬はホラー映画の主人公そのもの。

そんな、全然何でもないものに心底震えあがったエピソード集をご紹介します。

1. 本棚の幽霊

「あれは私が16歳の時。母は夜勤で夜は不在だった。家は森の中にあって、近くに家はなかった。母が出勤した後、一人でテレビを見ていると、本棚の本が落ちてきた。そしてまた一冊。

恐怖で身動きが取れなくなった。数分すぎただろうか、勇気を出して立ち上がると、3冊目の本が落ちようとしていた。その一瞬、本の後ろに猫が見えた。私と目が合って猫はかなり驚いていた」

2. 暗闇に飲み込まれて

「新居に引っ越した日。寝室の壁はペンキ塗り立てだったので、その夜はリビングルームで寝ることに。夜中にトイレに起きたものの、電気のスイッチの場所が分からず暗闇を手探りで移動していた。

すると突然、私は真っ暗闇の中にいることに気がついた。四方を壁で囲まれている。夫の名を呼んで助けを求めた。『ここはどこ?助けて!』半泣きで叫んでいた。すると夫の『なんでクローゼットの中にいるの』って声が聞こえてきた」

3. 呪いの人形

「大学生の頃、幼稚園でバイトをしていた。朝、幼稚園で働き、午後大学で授業を受けた。だから私がいつも朝一で幼稚園のカギを開けて掃除をする担当だった。ある真冬の朝、幼稚園に到着すると、真っ暗で独りぼっちだった。

電気をつけようとすると、プレイルームから恐ろしい音が爆音で聞こえてきた。私は真っ青になり、事務所に逃げ込み鍵をかけたほどだ。最初の保護者が園児を連れて現れるまで、私は事務所で震えていた。

音の正体は、電池式で笑い声を出すぬいぐるみだった。洗濯機にかけられてから、悪夢のような異常な音が突然鳴るようになっていたのだった」

4. どこからか聞こえる「やめろ…」の声

「アパートの部屋で夜中勉強していると、『やめろ…!』静かで厳しい声がどこからか聞こえてくる。恐怖で凍り付いたように身動きができなかった。再び同じ声がする。『やめろと言ってるだろ…!こっちに来い』ようやく立ち上がって窓を開けると、窓のすぐ下で男性が犬をしつけていた声だった」

5. ブレアウィッチ?

「野生の狐はものすごい鳴き声を出すって知ってる?初のソロキャンプで、私はそのことを知らなかった。さらに食料をきちんとしまっておかなかった。テントの中で震えていると、アライグマが集団で食べ物をむさぼっている。完全にブレアウィッチが来たって思い込んでいた。私は34歳だった」

6. 暗闇の中の姿

「コート掛け。これ以上の説明はいらない。これまで何度暗闇でコート掛けを見て絶叫したことか」

7. 精霊の歌

「娘は、お化けの声を聞いたと信じ切っていた。私も信じ切っていた。なぜなら私もその音を聞いたからだ。低く震える、気味の悪いやっと聞き取れるくらいの音。結局それは近所の人が最近習い始めたフルートの音だった」

8. 部屋の隅の悪魔

「ある夜、愛犬とベッドに寝そべってテレビを見ていたら、犬が突然部屋の隅に向かって犬歯をむき出しにしてうなり始めた。ただならぬ雰囲気にゾッとしていると、犬はおびえたように私の後ろに隠れながら部屋の隅を見つめ続けていた。数時間後、部屋の隅の本棚の後ろから小さなトカゲが現れた」

9. 地下室から、何かをひっかくような物音が

「絶対にうちは呪われていると思っていた。夜になると地下室から、何かをひっかくような物音が聞こえていたからだ。音はしっかり聞こえていて、父に除霊を頼んでほしいとさえお願いしていた。でも父は全然聞く耳を持たず、地下室の掃除を始めた。

地下室から戻った父は、笑いながらこう言った『お化けの正体を見てみるか』もう使用していない古い排水管の格子を外すと、排水管の中には20匹ほどカエルが座っていて、元気に飛び跳ねていた。近くの池に戻してあげたよ」

10. 論理的な説明

「キッチンの戸棚はマグネットで開閉するので、開け閉めの際に必ずカチッという音がする。でもある夜、家で一人でいるときに、このカチッという音が聞こえてきたのだ。そして廊下を歩いているときにも。

よく観察してみると、廊下を歩くたびに床板がきしみ、戸棚のマグネットが緩むようだった。さらにアパートの上階の住人が歩くたびに、カチッとなっていた」

11. 断末魔の叫び

「これは祖父が20代の頃に経験したことだ。ある夜、気味の悪い、誰かが号泣しているような音が寝室から聞こえてきた。家族みんながその音を聞いており、この世から旅立つことできない魂の叫びだということになった。

結局、寝室に入り込んで逃げられなくなった鶏が、ベッドの下でおびえて鳴いてる音だと判明した」

お化けではなかったものの、正体がカエルというのは実際かなり怖いエピソード。でも結局笑い話になってよかったですね。

出典: boredpanda
プレビュー画像: © Facebook/Louise Sullivan