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ジーンとくる話

近隣住民の犬と遊びたかった男性4人は返事を受け取る

子ども時代をペットと一緒に育った人なら、大人になっても動物のいない生活は考えられないはず。イギリスに暮らす4人の男性はまさにそんな動物大好きな仲間達でした。引っ越し先で動物と一緒に暮らしたかったものの、そこはペット禁止物件。

ところが4人は引っ越してしばらく経ったころ、近所のワンコと仲良くなります。ペットを飼えないというなら、せめて近所のワンコと仲良くさせて欲しい。でも不審者とは思われたくない…。そこで飼い主宛にこんな手紙を出しました。

Twitter/Jack McCrossan

「親愛なるご近所の方へ

私たちはここ3、4ヶ月でこちらへ引っ越してきた4人のエンジニアです。イギリス人1名、スコットランド人2名、ウェールズ人1名の多様性に富んだ4人です。

先日私たちが帰宅したとき、4本足の方が窓からこちらを見ているのに気づきました。最高にいい子のようでした。もし誰かにあの子を散歩に連れ出して欲しかったら、私たちが喜んで引き受けます。もし退屈したら(もちろんそんなことないでしょうが、夢を見させてください)、私たちが喜んであの子のお世話させていただきます。もしこちらにあの子を連れてきて、私たちの1日を明るいものにしてくださるのだったら、ぜひお越しください。私たちのバルコニーの前を通ってあの子を見せてくださるというなら、どうぞお願いします。

この手紙にびっくりされていないことを願います。大家がペットを許してくれないのですが、私たちはみんな動物と共に育ったので、動物なしの大人の生活は苦しくて。

お返事をお待ちしております。お返事いただけなくても仕方ありません。

誠意を込めて。

23番地の男子たちより」

すると返事はすぐにやってきました。しかもワンコの手形付きで!

Twitter/Jack McCrossan

「親愛なる男子たちへ

手紙をもらうなんて、ご褒美をもらったみたいです。ご褒美といえば、私はご褒美が大好き。大きくてお肉のたっぷりついたのやチーズ味のがとくに。どんなに食べても食べ飽きない…おっと、なんの話でしたっけ?

私は2歳4ヶ月のシェプラドール(ラブラドールとシェパードのミックス)。生まれはキプロス島です。クリスとサラが助けてくれなかったら、きっと今もキプロスの『犬ホテル』に住んでいたことでしょう。

Twitter/Jack McCrossan

おっしゃる通り、私は最高にいい子。どうして知っていたの?私は人懐こくて元気いっぱい。人に会うのが大好きだし、あなたたちとお友達になれたら嬉しいわ。でも私の友情はタダじゃないの。1日に5回はボールを投げて欲しいし、いつだってお腹をくすぐって欲しい。

動物愛好家の大家を探すのがどれだけ難しいか、私の飼い主はよく知ってる。ワンコなしでは心に穴が空いてるみたいよね。私はいつだって会ってあげるわ。会いたい時は私の召使いのクリスに連絡してあげてね。

舐めてあげるのを楽しみにしてるわ!

スティービー・ティックス」

こうして4人と1頭の友情が始まりました。この後4人のエンジニア男子とスティービーは実際にご対面。以来毎日のように一緒に過ごしています。共働きで日中家を留守にするスティービーの飼い主、サラとクリスにとっても4人からの申し出はありがたいものだったようです。

 
 
 
 
 
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エンジニア4人組のうち1人は家で働いているので、元気いっぱいのスティービーはいつだって遊び相手に不自由しません。動物がいかに人間にとって大切な存在であるのか、改めて教えてくれるエピソードです。

プレビュー画像:©️Twitter/Jack McCrossan

近隣住民の犬と遊びたかった男性4人は返事を受け取る