重傷を負ったガチョウが世界初の人工クチバシを装着

2016年初め、ブラジルの生物学者クリスチャン・ネグラオは動物愛護家なら誰しも見たくない光景に遭遇しました。

 それはクチバシが完全に引き裂かれたガチョウでした。クリスチャンはこの哀れな鳥をブラジルのサンパウロに本拠地がある、動物愛護家と獣医師が運営する団体「アニマル・アヴェンジャーズ」に連れいていくことにします。「アヴェンジャーズ」は2015年の創設以来、重傷を負った動物達を救う活動を続けています。

 

ヴィクトリアという名前を付けてもらったガチョウは、どうやら犬にクチバシを噛まれたようでした。クチバシ無しではヴィクトリアはまともに食べることができず、危険な状態まで体重が落ちていました。ヴィクトリアの命はそう長くはないとの恐れから、救命チームは後に素晴らしいアイデアを提供することになる3Dデザイナーのシセロ・モラエスに連絡を取りました。

彼は人工クチバシをデザインし、3Dプリンターを用いて作成しました。全世界初の人工クチバシです。

「アニマル・アヴェンジャーズ」の獣医達がヴィクトリアを救うために懸命な治療を続けました。

 

そして間も無くヴィクトリアは人工クチバシを装着しました!

約1年後、ヴィクトリアは元気に回復した姿を見せています。瀕死の状態から生還したヴィクトリアは、回復先のアニマルシェルターで恋に落ちたのだとか。お相手はヴィットリオという名前のオスのガチョウで、このつがいのカップルは二羽のひな鳥の両親であることに誇りを持っているようです。シエロ・マラエスや職務を全うするアニマル・アヴェンジャーズのスタッフ達のおかげです。この愛らしい羽毛のカップルがこの先の年月を幸せに共に過ごすことができますように!

出典

aol news 

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