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トリビア

古いビデオカメラに納められた懐かしい風景 しかしその日付を見た瞬間頭が真っ白になった

ビデオカメラは、子供の運動会や学芸会、結婚式などのイベントには欠かせない存在でした。

テープ、もしくはデジタルだったり、記録媒体はさまざまですが、撮影した動画をテレビにつないで家族みんなで眺める、そんなことをして楽しんでいた記憶がある人も多いのではないでしょうか。


こんなこと絶対ありえない!カメラに収められた信じられない事態を集めた動画はこちらからご覧いただけます。(記事の続きはスクロール!)

 


しかしスマートフォンの爆発的普及によって、ずいぶんとビデオカメラの存在感は薄くなってしまいました。

最近のスマホは高画質な写真や動画を撮影できるため、わざわざ大きなビデオカメラを持っていく意味がなくなってしまったことがその一因でしょう。

しかし、たまに過去にビデオカメラで記録した映像を見返してみると、なんとも言えない味があり、撮影した時代に思いを馳せてしまいますよね。

今回紹介するのも、ビデオカメラで撮影されたある映像です。投稿されるやいなや、Twitterで大きな話題を呼んでいます。

実際にその動画をご覧ください!

Twitter/discyurion

これは…デートの光景を撮影したもの、でしょうか?

現代の、スムーズな動画に慣れてしまっていると、どこか画質が荒く、カクカクしてるように感じますね。

風の音なんかも、「ブウォッ」とうるさく入ってしまっています。

昔に撮影したデータを、今になって掘り起こしてみたのでしょうか?

Twitter/discyurion

しかし、その映像はどこかノスタルジック。特有の質感が、2000年代初頭を思い出させてくれるようで、懐かしいですよね。

しかし…あることに気づきませんか?

Twitter/discyurion

ん…?

撮影日が、2021年2月23日…?

そう、実は撮影されている風景、他でもない現在の街の姿だったのです!

動画を投稿したのは、ナードコアテクノミュージシャンのディスク百合おんさん(@discyurion)。そしてモデルになっている女性は、亜舞琴美さん(@qotomi_amai)だそうです。

ディスク百合おんさんは、「どーしても試してみたくなり、友達に被写体になってもらって、2004年のデジタルビデオカメラで撮りました。脳内で、存在しないはずのあの頃の思い出がどんどん生成されていきます。」という言葉と共にこの動画をTwitterに投稿。瞬く間に話題となり、10万ものいいね!を集めています。

しかしこうして昔のビデオカメラに撮影されるだけで、まるで思い出の中の風景のように見えてしまうなんて驚きです。撮影されているメディアによって、これほどまでに見え方が変わってしまうんですね。

この驚きの脳内変換現象に、Twitterの人々もただただ驚きっぱなしだったようです。

ちなみにディスク百合おんさん、この動画の他にも同じカメラで撮影した現在の街の姿を投稿しています。

こちらは新宿。

そしてこちらは上野の街です。やはり、言いようのないノスタルジックな感じがありますね…

いかがでしたか?

近年では、あえて使い捨てフィルムカメラの「写ルンです」で写真を撮影し、それをデータ化してInstagramに投稿することがちょっとしたブームになっています。

古いカメラなどに宿る独特な質感は、アナログ、デジタル問わず、時代の移り変わりと共に魅力的なフィルターに変化することもあるのです。普段とは雰囲気の違う、レトロな雰囲気の写真や動画を撮影したいときには引き出しの奥にしまいこんだ古いカメラやデジカメを使って見るのもよいですね。

ディスク百合おんさんのYouTubeチャンネルはこちらからご覧いただけますので、興味のある方はチャンネル登録してみてはいかがでしょうか?

プレビュー画像:  / © Twitter/discyurion