びっくり
【日本の恥?】急に服を脱ぎ始めた日本人に全員ドン引き。しかし2分後会場の雰囲気は180度変わる。
2018年11月。フランス中の人々の目はテレビに釘付けでした。
その番組は「France’s Got Talent」。隠された才能を発掘するオーディション番組「Got Talent」シリーズのフランス版です。この日番組にはある日本人の姿がありました。
フランス国旗をあしらった蝶ネクタイで登場したこの人物はお笑い芸人・ウエスP。愛嬌のある笑顔で簡単にフランス語の挨拶をして、ツカミはオッケー。しかし言葉が通じないこの国で、一体どんなネタを披露しようと言うのでしょうか。
「よいしょっ!」
突然に勢いよく服を脱ぎ去ったウエスP。
凍りつく審査員。こんなものを公共の電波にのせても良いのでしょうか。
ウエスPは股間に布とティーカップを載せ、さらにシャンパンを取り出します。なぜかシャンパンのコルクは、布としっかりヒモで繋がっています。
まさかこれでシャンパンの栓を抜こうと言うのでしょうか。もしうまくこの布が引き抜けなければ、股間がモロ出しになってしまいます!
高まる緊張。審査員もこの表情です。
スポン!音を立てて抜かれた栓。股間は…大丈夫!ちゃんとティーカップが載ったままです!
やったぞウエスP!こんな危険なテーブルクロス引きを大成功させました!
これには審査員も大爆笑。
会場は総立ち、スタンディングオベーションです!
本来は今回の出演で決まるのは準決勝進出までのはずでしたが、ツボに入ってしまった審査員が「ゴールデンブザー」をプッシュ。シード権を獲得し、見事そのまま決勝戦進出が決定しました。
Thank you Golden Buzzer! @sugarsammy I feel great! ! !
「La france a un incroyable talent」
放送されまして、ゴールデンブサーを押して頂きました!シード権もらいまして準決勝飛ばして決勝に進出が決まりました! 決勝は12月です!優勝賞金1000万です!是非よろしくお願いします!!#LFAUIT pic.twitter.com/PXoRW9Rhkf— ウエスP(Wes-P/Mr Uekusa) BGT2018&AGT2018 (@uespiiiiii) November 6, 2018
ウエスPは、股間に布とティーカップを載せて行う「危険なテーブルクロス引き」のネタで知られています。手で引くだけでなく、扇風機や掃除機のコードといった予想外の方法で布を引く芸でファンを魅了しており、日本だけでなく世界を文字通り股にかけて活躍しています。フランスだけでなく、過去にはヨーロッパ各国やアメリカのテレビ番組の出演経験も。
この一見するとかなりバカバカしい芸、フランスで批判の声がないわけではありません。「これにゴールデンブザーはあり得ない」「下品」「フランスは一体どこへ行くの?」と言う否定的な意見もありますが、意表をついた日本のユーモアは、概ね好意的に受け入れられたようです。
いかがでしたか?オーディションの一部始終は以下の動画よりご覧になれます。ちょっとお下品とは言え、世界で活躍する日本人の姿が見られるのは嬉しい限りです。12月の決勝に向け、頑張れウエスP!
