キュート&おもしろ
ウーパールーパーを飼っていた。しかし水槽に十分に水を入れなかった結果とんでもない進化をしてきた
ウーパールーパーを見てるととっても癒されますよね。うっすらピンクの可愛い色に、ちょっと微笑んでいるかのようなトロッとした顔立ち…30年ほど前に大ブームになってから現在まで、変わることのない人気を保っています。
しかしそんなウーパールーパーの人気を揺るがしかねない、とんでもないツイートが今、ものすごい勢いでリツイートを伸ばしています。
実際にそのツイートをご覧ください!
あんなに可愛いウーパールーパーだけど、水の量を体の半分くらいにすると陸に適した体に変体してキモくなるのを知っていますか pic.twitter.com/kCC9MA6jGl
— はぴねすまたびんびーんとふっかぱ《幸》 (@happinessBTC) February 17, 2019
何これこわっ😱嘘でしょう?!
Twitter民も恐怖のどん底に突き落とされました!
完全に闇落ち。
— 老猫 (@3KKBBWknowP8puM) February 18, 2019
ラバースーツみたいwww
— しょーい 改め ナツミ (@clssyouirx78nt1) February 20, 2019
あ、わりと生理的に駄目な感じだった。
— カズヤ☆低すぎる☆ツイッターレベル (@Kazzforze) February 20, 2019
耳みたいなヤツ
何処行ったん?— 坂本 光 (@ragugu_yamaha) February 22, 2019
一体どういうことか、事態を呑み込めずに困惑している読者の方も多いでしょう。
では解説しましょう!
実は皆さんがよく知る可愛い薄ピンクのウーパールーパーは、アルビノ個体を品種改良したもので、本来の色は黒っぽい体色なのです。さらにウーパールーパーには、幼体のまま成熟するという非常に珍しい生態(ネオテニー)があり、あの可愛らしい姿は実は幼体(オタマジャクシ)の姿なのです。
しかし水槽の水を少なくするなど、特定の条件下に置かれると、成体となり、水中から陸上で生活できる体に変態します。エラや水かきもなくなって全身真っ黒になり、サンショウウオにきわめて近い外見に姿を変えるのです。
ウーパールーパーの『すみお』。
成体に変態してから、4年5ヶ月。 pic.twitter.com/vPCN60iSUf— Tosh@温泉好き (@Tosh99H) December 3, 2015
しかし残念ながら、ウーパールーパーの体は成体で生きていくことに適していないため、生体になった個体は長生きしません。幼体のままだと最大25年生きると言われるほどご長寿な生き物ですが、成体すると3〜5年ほどしか生きることが出来ないそうです。
いかがでしたか?ウーパールーパーは俗称で、本名は「メキシコサラマンダー」。成体はサラマンダーの名にふさわしいヌメっぷりです。それにしてもこんなすごい変態、ちょっと見てみたい気もしますが、可愛いウーパールーパーちゃんを長生きさせてあげるためにも、ちゃんと水位を保ってあげましょうね。
