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えらい

コロナ禍で映画撮影中トム・クルーズはスタッフにブチギレた その理由に涙がこみ上げた

新型コロナウイルスの影響で、数多くの業界が、深刻なダメージを受けています。

映画界もその例外ではありません。


感動エピソードがてんこ盛り、こちらの動画も是非どうぞ!(記事の続きはスクロールしてご覧ください)

 

密になりがちな撮影現場では、コロナ対策をしながらの撮影は至難のわざ。さらに人々が映画館にあまり来なくなってしまったため興行収入も十分に確保できる見込みもなく、業界全体が崖っぷちに立たされていると言えます。

しかし、そんな苦境の中でも、フルスロットルで動き続けている人物がいました…

そう、あの永遠のスーパースター、トム・クルーズです!

最近、「マスク姿がカッコ良すぎる」と話題に上がったトムですが、現在、自身が主演する大人気映画シリーズ「ミッション:インポッシブル」最新作の撮影のため、イタリアやノルウェー、イギリスなどヨーロッパを飛び回っているご様子。

そんな中トムが巻き起こしたエピソードが今、世界中で話題を呼んでいます。

撮影現場では当然のことながら、スタッフ各人が、感染対策の徹底に尽力しています。しかしその日、トムはスタッフ2名がモニターチェックの際、2メートルのソーシャルディスタンスを守っていなかったのを目撃してしまったのです。

普段は温厚なことで知られるトムですが、その時ばかりは、ものすごい剣幕でスタッフを怒鳴りつけたそうです。

「僕たちのために今、ハリウッドで映画を作ってくれている人がいるんだぞ!それは、僕たちを信じてくれているからだ! 僕は毎晩、スタジオや保険会社、プロデューサーたちと電話している! 数千もの雇用を生み出しているんだ!

もう感染症対策を怠る姿は絶対に見たくない! もしまた同じことをしたらクビだ! みんなも、絶対に同じことをするな! 謝るのは僕にじゃないぞ。この業界全体が機能していなくて大変な時に、家を失ってしまった人もいるんだぞ。食べ物もなく、学費も払えなくなっているような人に謝るんだ!

僕は毎晩、この業界の未来と向き合っているんだ! 謝ったからと言ってすむ問題じゃない。感染症対策を徹底しなければ、クビだ!どうか、自分のやっていることの、責任の重さを自覚してほしい…」

トムが声を荒げるのを、現場にいた50名ほどのスタッフは、呆然と見ていたそうです。

実は「ミッション:インポッシブル」最新作の撮影現場では、すでに12人の新型コロナウィルス陽性者が出ており、責任者のひとりであるトムは誰よりも敏感になっていたのでしょう。

言い方こそ過激ですが、映画の撮影をやり抜くことによって、雇用を生み出し、映画業界全体を守り抜かなければならないという、トムの強い使命感のようなものが伝わってきます。

このエピソードに対し、インターネットでは「ここまでバシッと叱れる大人はそうはいない。かっこいい」「責任感を持っているからこそ、厳しくしたのだろう」「スタッフひとりひとりの家族の人生まで背負って闘うトムは立派」と、好意的な意見が目立ちました。

50代後半に突入した今もなお第一線で活躍し続けているトム・クルーズ。日本のコロナ対策も、このアツいハリウッドスターから学べることは多そうですね!

プレビュー画像: / © Twitter/ zikidoramu