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ジーンとくる話

商店街で見かけた地域猫が保護されたという張り紙 しかし最後まで読んだ時この張り紙の本当の意味がわかって自然と涙がこぼれた

飼い主のいない犬猫を保護し、新しい家族を見つけ譲渡するという活動が全国で積極的に行われています。しかしその一方で、特に猫の場合は長らく野良猫として暮らしてきたため、人間への警戒心も強く無理矢理保護することが彼らにとってストレスになってしまう場合もあります。

そんな猫たちが外猫として幸せに暮らせるよう、地域の住民やボランティアが猫たちを共同で管理し、人と猫の共生を目指しているのが地域猫活動。ただ餌をやるだけではなく、避妊や去勢手術と言った処置を施し、野良猫がこれ以上増えないよう対策もしています。

今月上旬の3月6日、Twitterユーザーで動物愛護活動をしている高沢守さん(@MamoruTakazawa)は仕事で月に数回通るという道である張り紙を見つけました。それは、高沢さんも見守っていた地域猫のチョコちゃんについての張り紙でした。

その張り紙を見た途端、高沢さんは涙が溢れたと言います。

「これ見た瞬間に涙が溢れてしまった。ここは仕事で月に何度か通る道。飲食店の店長さんや店員さん達。並びのお店さん。みんな笑顔で猫ちゃん達に接してくれている。そんな優しい光景を何度も見た。チョコちゃんお外の子だったけど幸せだったね。赤坂と言う大都会の片隅で生きたチョコちゃん。またね。」

そこには「いつも、ごはんをくださったり、かわいがって下さった皆さまへ」と題して地域猫チョコちゃんに関する内容が記載されていたのです。

[email protected]

「年には勝てず困っていたら、やさしい方のおうちに連れて行ってもらいました

ふわふわのクッションの上で眠り病院にも連れて行ってもらいました。

近況をお知らせしておきたくて…

☆今迄どうもありがとう☆

天国より・・・『チョコちゃん』こと白黒の猫より(=^ ・^=)」

高齢だったチョコちゃんは、体調を心配した地域の方に保護されていました。そしてその後、温かなお布団の上で虹の橋を渡っていったのでした。地域猫として周囲の人から愛されていたチョコちゃん。その存在が見えなくなった時に、地域の人が心配しないようと保護した方がこの張り紙を「チョコちゃんからのメッセージ」として掲示をしたのでしょう。

YouTube/cat cat tv

高沢さんのツイートにもあるよう、高沢さん自身もチョコちゃんを含めた地域猫が周りの住人たちに愛されている姿を何度も目にし、そこには優しい世界があったと言います。地域猫などの外猫が野外で暮らすことは決して容易ではありません。中には心ない行動を取る人もいることでしょう。しかし、そんな中でも周辺の住人やボランティア活動をする人々と信頼関係を築き生きている地域猫たち。家で飼えなくとも、人々は愛情を注ぎ大切に見守っています。

高沢さんのツイートには多くの人が感動。「優しい世界」に心打たれたと多くのコメントが寄せられました。

1匹でも多くの動物が幸せになれよう、関東地区だけでなく福島の原発地域でも動物愛護ボランティアとして活動している高沢さん。チョコちゃんもそんな中で出会った1匹だったようです。チョコちゃんの死をきっかけに高沢さんが再編集したという都会で暮らす猫の動画がこちらです。

過酷な都会での外猫生活をしてきたチョコちゃん。しかし、地域の人に愛されその命を全うしました。張り紙にあった「☆今迄どうもありがとう☆」のメッセージには、チョコちゃんを愛した地域の方々からチョコちゃんへの感謝と、可愛がってくれた人全てへの感謝の気持ちがこもっているように思えます。

野良猫が発生してしまう一番の原因は、無責任な飼い主による飼育放棄です。命に責任を持たない飼い主の軽率な行動によって、一番の被害を被るのは猫だけでなく犬も同様です。過酷な環境下で暮らさなくてはいけない動物が今後1匹でも減りますように。

動物愛護ボランティアをしている高沢さんのYouTubeでは、動物たちのために作成した数多くの動画が公開されています。

プレビュー画像:©︎Twitter/MamoruTakazawa