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何が彼女を駆り立てるのか…眼球にタトゥーを入れ 視力を失った26歳女性はそれでも後悔はしていない

タトゥーは個人的で非常にデリケートな問題。自分の体をキャンパスにするのですから、自分が入れたいと思えば、好きなところへ好きなほど入れることができます。

でも、なかにはタトゥーに魅入られて、全身にタトゥーを入れ続ける人もいます。そんな人がたどりつくのが「眼球へのタトゥー」。あまり知られていませんが、特殊な注射器で眼球に直接インクを流し込む施術で、白目の部分に自分が好きな色をいれることができるのです。40針も必要な施術なので、高いリスクを伴うことは言うまでもありません。簡単に感染症や眼球への傷につながり、なかには失明する人もいるのです。

※注:この記事には、ショッキングな画像が含まれます。ご注意ください。

 

 

米テキサス州エルパソに住むサラ・サバスは、そのリスクを自ら負ったひとり。26歳の彼女は、14歳のときに初めてタトゥーを入れました。この時点で、すでに、かなり怪しいタトゥー・アーティストのもとに通ったことは明白です。資格を持つタトゥーアーティストは、体がまだ成長している思春期の肌にタトゥーを入れることはありません。

 
 
 
 
 
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現在、サラは全身と顔にタトゥーを入れています。「私はタトゥーを入れたことを一度も後悔していない。自分を表現するのに役立っているから」とモデルをしている彼女は力強く主張します。

 
 
 
 
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眼球へのタトゥーにより、彼女の白目は紫色になりましたが、彼女の目に大きなダメージを与えました。原因はタトゥーアーティストが入れたインクの量が多すぎたことと、希釈する生理食塩水の量が少なすぎたこと。その強すぎるインクに目が反応して両目ともひどい炎症を起こしてしまったのです。

 
 
 
 
 
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眼球タトゥーの後、サラの目は見えなくなってしまいました。「明るい光にも耐えられず、外出もできなくなり、何も手につかなかった」とサラ。

その無力感から、家の中でも完全に孤立し、「とても落ち込んだ」とサラはいいます。時間がたっても症状が改善されないため、サラはついに眼科を訪れ、さまざまな種類の目薬を処方してもらいました。

幸いなことに、目薬のおかげで目は見えるようになりましたが、元に戻ったわけではありません。光に対して非常に敏感で、視力も完全には回復していません。

 
 
 
 
 
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しかし、これほどの危険を身をもって体験したにもかかわらず、サラは目へのタトゥーを後悔していないと言います。「私の全身がアート作品だと思っている。もっとタトゥーを入れるつもり。タトゥーは私の一部なの」

タトゥーやピアスなど自分の体を変えることへの憧れはわかる気もしますが、あまりにもリスクの高い施術をあえて選んで、視力を失ってまでも、もっともっとと駆り立てられてしまうのは、もはや依存症なのかもしれません。

多くの人が何気なく使っている日用品への依存症に関する記事はこちらでご覧ください。

プレビュー画像: ©Instagram/sarahsabbath ©Instagram/sarahsabbath