ちえとくをフォローする

すごい人たち

出産に立ち会った夫が出産後に妻に書いたラブレター

人の誕生はまさに奇跡。

小さな細胞がわずか9ヶ月でお腹の中で人間となり、女性は命をかけて、この世界に新しい生命を生み出す。赤ちゃんの誕生は、まさに奇跡と呼ぶにふさわしい事象です。

では、父親はその奇跡をどのように受け止めるのでしょう?

米テキサス州ダラスに住むウィリアム・バトルは、2019年に第一子となるローマン君の誕生に立ち合い、ジェットコースターのような感情を体験して、妊婦が持つ能力に驚き、感動しました。

息子の誕生という奇跡を目の当たりにした新米パパは、その直後に自身のFacebookページで出産時の女性の強さに感嘆の意を表し、妻への感動的な手紙を公開しました。

「正直なところ、妻がどうやってそれをやり遂げたのか見当もつきません。見ている僕でさえ苦しくなるほど、痛みは激しく圧倒的でした。分娩室にいれば誰もがそう感じたでしょう。それでも彼女はやり遂げました。痛みは凄まじく、耐え難いほどの苦痛だということが分かりました。陣痛が起きるたびに私も歯を食いしばり、全身が締め付けられているように感じ、彼女と一緒に涙を流しました。それでも、私は伴侶に過ぎず、彼女が耐えなければならない痛みを本当に理解することはできないこともわかっていました。

彼女は、自分の中にある生命力とエネルギーを総動員し、さらに限界を超えて頑張ってくれました。そして、その最後に、9ヶ月間、彼女だけが大切に育んできた宝物を無私の心で私たちに見せてくれたのです。彼女が自分の身体、快適さ、エネルギー、そして自分を犠牲にして産んでくれた男の子を私はようやく抱くことができました。私たちの息子は絶対的な奇跡です。赤ちゃんというものは絶対的な奇跡です。しかし、私にとってもっと偉大な奇跡は、無私の犠牲とは何か、愛とは何かを私に教えてくれた息子の母親です。

私の妻こそが真の奇跡なのです」

この妻への尊敬と愛を込めたラブレターをFacebookコミュニティは絶賛。何万もの「いいね」と1万件を超えるコメントから、彼の妻への想いが多くの人を感動させたことが分かります。

こんな風に共感してくれる繊細な男性がそばにいて、一緒に困難を乗り越えてくれるなんて、羨ましいですね。

出典: Bored Panda
プレビュー画像:© Facebook/Lauren Battle