ちえとくをフォローする

人気の記事

91歳になる大叔母から届いた「終活」の便り そのスクラップブックを開いた瞬間心が震えた

終活という言葉が浸透してきたのは、比較的最近のこと。

「人生の終わりのための活動」の略で、来るべき死と向き合い、自分らしく人生を終えるための準備をすることを意味します。

当然、終活にはさまざまな形が存在します。

遺言書を書いたり、お墓を決めたり、身の回りの整理をしたり…

十人十色、終活の形は、人によって大きく異なるのです。

今回紹介するエピソードは、あるTwitterユーザーの大叔母の終活のお話。

Twitterユーザー・もしこぴさん(@moshikopi)さんの夫の大叔母は、おん年91歳。

最近になり、どうやら身の回りのものを整理し始めたようです。

ある日、「終活にご協力を」という手紙と共に送られてきたものに、もしこぴさんは驚いてしまいます。

実際にそのツイートをご覧ください。

送られてきたのは、大叔母が、おそらく日本国内外、いろいろな蚤の市で買い集めた、陶器や小物のコレクション…

もしこぴさん夫婦に持っていてもらいたいと思ったのでしょうか?

なんて素敵なセンスなんでしょう!✨

Twitter/moshikopi

「私は一度もお会いしたことないけど、生まれる時代が少しだけ違ったら、いいお友達になれていた気がする…」

もしこぴさんは、そんな言葉と共にこの写真をTwitterに掲載しました。

しかし、真の驚きは、このあとにやってくるのです。

それはこの小物コレクションを受け取ってから二週間後のことでした。ふたたび、大叔母から「終活」の荷物を受け取ったもしこぴさん。

開けてみると、そこに入っていたのは、スクラップブックでした。

一体何が記録されているのかと思って開いて見てみると…その内容はもしこぴさんの心を大きく揺さぶるものでした。

実際にそのツイートをご覧ください!

91歳になる大叔母さんから、終活の追加便が。夫を介護していた10年間、息抜きとして雑誌や新聞をこつこつ切り抜いて作ったというスクラップブック。世に存在する可愛いもの、美しいものを全て集めたんじゃないかという位すばらしく、心が震えた。全ページ尊くて涙が出た。20冊のうち1冊をもらった。

世界中の子どもたちの笑顔や、愛くるしい動物たち…かと思えば突如現れるうら若き九代目松本幸四郎。丁寧に切り取られた宝飾品。忘れた頃ふいに姿を見せるポチャッコ…。電話でお礼を伝えたら「素敵なもの全て手に入れられるわけじゃないから、せめて眺めようと思ったの」と。一生大切にします…!

Twitter/moshikopi

Twitter/moshikopi

Twitter/moshikopi

Twitter/moshikopi

スクラップブックに記録されていたのは…

大叔母が、自身の夫を介護していた10年間の間に集めた、世界中の素敵なもの、きれいなもの、幸せな気持ちになるもののスクラップでした。

子供の笑顔、可愛い動物、きれいな花…見ているこちらまで、心が揺さぶられてしまいます。

Twitter/moshikopi

Twitter/moshikopi

Twitter/moshikopi

Twitter/moshikopi

このスクラップブックは、Twitter民に驚きと感動をもって受け入れられ、現在までに1万ものいいね!がついています。

Twitter民のコメント

いかがでしたか?

スクラップブックを見れば、大叔母さんの美しい感性がありありと伝わってきます。

終活の形は人それぞれですが…

一番素敵なのは、ひょっとすると、自らの感性、自分が美しいと思った瞬間やものを、あとの世代の人たちにシェアしてあげることなのかもしれませんね。

プレビュー画像:  / © Twitter/moshikopi