人気の記事
スクールバスの小学生を待ち構える見るからに怪しい人物、しかしバスの運転手は何もしようとしない…
子供時代、小学校の下校時の思い出といえば?
通学路の縁石や白線の上をだけをひたすら歩く、友達と街路樹のツツジの蜜を歩き吸い、体操服袋をリフティング、お気に入りの空き地や公園で寄り道…
のんびりとした昼下がり、ランドセルを背負い歩いた日々。集団で登下校する小学生を見るとノスタルジックな思い出が蘇る人も多いのではないでしょうか。
米国ルイジアナ州に暮らす12歳のマックス・ティングルにとって、登下校の思い出はかなりユニークなものとなりそうです。
その訳は…マックスの5歳年上の兄ノアの行動を見れば一目瞭然。現在17歳の高校生ノア・ティングルは学校から帰宅する弟マックスを毎日コスプレでお出迎えしているのです。
しかも日替わりコスプレ。毎日せっせと違うコスプレに身を包み、スクールバスから降りて帰宅する弟を待ち受けているのです!
きっかけは今年の新学期。スクールバスで下校する弟が恥ずかしがるようなサプライズを仕掛けたことがきっかけでした。
記念すべき第一日目。ちょっと控えめな変装です。↓
スクールバスに乗った同級生の面前でお年頃の弟に嫌がらせ…じゃなくて恥ずかしがらせする気満々の兄に対し、お年頃の弟はサプライズに嬉しさと恥ずかしさが入り混じったようなお顔…
弟マックスの反応に味をしめた兄ノア、翌日は更に恥ずかしいコスプレにランクアップ。
3日目。もう既にコスプレも板についた模様。この辺りから自宅にある使えそうな衣装を総動員している様子が伺えます…
引き続き、微笑ましくもシュールな日替わりコスプレのお出迎えシーンをご覧ください。
弟が学校から帰宅する時に毎日違うコスチュームで出迎えるお兄ちゃん、温かいね…pic.twitter.com/khlDTiV74z
— カンタ🇺🇸 in サンディエゴ🌴 (@theonlyonekanta) 2019年8月30日
ある日はミニオンに扮し。
またある日はイソギンチャクの舞?で熱烈歓迎。
全ては弟を「恥ずかしい格好で出迎える」ために。兄の熱意は大雨ですら止めることはできません…
現在、高校最終学年のノア。来年大学に進学すると寮に入るため、マックスと過ごせるのも残り一年未満です。兄弟一緒に暮らせる限られた時間、こうして日々コスプレでお出迎えすることで、かけがえのない思い出を作っているのです。
恒例となったお出迎え動画をノアがFacebook「The Bus Brother」に投稿するとたちまち話題に。今後も活動を続けることができるよう、地元の住民から多くのコスプレ衣装が寄付されました。
微笑ましいお迎えの様子はこちらの動画からもご覧いただけます:
コスプレお出迎えを仕掛ける兄、照れながらも楽しそうな様子の弟、仲良し兄弟の微笑ましいエピソードは地元のNBCニュースでも報じられました。
現在はバスの運転手も楽しみにしているノアのお出迎え。きっと将来、懐かしく思い出す日がくることでしょう。
今後も素敵な兄弟の思い出が作られていきますように。
プレビュー画像: ©️facebook.com/The Bus Brother
