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奇妙な釣果:悪夢のような生物が釣り針から垂れ下がっていた

暗い深海には、一度見たら夢に出てきてしまいそうなほど奇怪な見た目をしている生き物がいます。もちろん何千メートルも離れた深海は地上と全く環境が違うのですから、想像もつかないような見た目でも頷けます。

ところが、浅瀬の海でもこんな生物にお目にかかることがあります。メキシコの沖合で、ある釣り人がそのうちホラー映画のキャラクターにでも採用されそうな生物を発見しました。

船の上にいる誰もこんな生き物は見たことがなく、魚なのかさえも見当がつきません。

この奇妙な生物の皮膚はザラザラしていて硬く、小さな歯が3列生えていて、鰓孔(えらあな)が3つ頭の両脇についています。

びっくりした釣り人はこの生物を「エイリアン魚」と呼ぶことに。

海洋生物学者は、このピンク色の生物を非常に珍しいアルビノの七日ザメだとしています。

七日ザメはトラザメ科に属します。危険を感じると、海水や空気で体を膨らませ大きく見せようとするのだそうです。それでこのサメは奇妙に膨らんでいたのです。

釣り人はこのアルビノ七日ザメを写真撮影してから海に返しました。この七日ザメにとっても見慣れぬ人間を見て恐ろしい出来事だったでしょうね!