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考えさせられる

「スポーツ嫌いは悪いことなの?」高校生の新聞投書がど正論だと話題

学校教育における体育の授業は、生徒一人ひとりがスポーツに親しみ、体を鍛え、その後の人生を実りあるものにするために行われる、とても有益な授業です。

しかし一方で、あまり運動神経に自信がない人、もしくは運動自体は好きでもチームスポーツがあまり好きではない人などにとっては、体育の時間は恐怖の時間に他なりません。なぜなら、えてして体育の授業では、好きでもないスポーツを無理やりやらされ、チームを組み試合をさせられ、うまくプレーできないとクラスの笑い物になってしまったりするからです。読者のみなさんの中にも、体育の授業が苦痛で仕方なかったという人もいるのではないでしょうか。

そんな現状を憂いてか、スポーツが嫌いな中学生を現在の16%から8%に半減させようという取り組みが、スポーツ庁から発表されました。しかしそれに対して、ある高校生(今は大学生)が新聞に投書した意見がど正論であると、今大きな話題を呼んでいます。

実際にそのツイートをご覧ください。

「私はこの計画を聞いて、スポーツは嫌いでいてはいけない、と国から言われているように感じた」…高校生は投書の中でそう嘆きます。

この高校生は個人の体験として、高校時代の球技大会をきっかけにして、体育が大好きになったそうです。しかしそれはあくまでも、この高校生自身が、自分の体力や運動能力の変化に気づき、成長を感じたことが原因でした。

その感情は誰かに強制されたものではなく、そもそも「好き」とか「嫌い」という感情を制限、操作するというのはおかしいのではないだろうか?

そう言ってこの高校生は、スポーツ庁の掲げる「スポーツ嫌いを減らす」という政策に疑問を投げかけたのです。

このあまりのど正論に、Twitter上では共感する声が続出。多くの人からコメントが寄せられています。

Twitterの人々の声

いかがでしたか?

そもそもスポーツは、個人個人が楽しむことを目的として生まれたもの。しかしそれで楽しむことを強要されるというのは、スポーツの本質からいくぶんずれてしまっているのかもしれません。

みなさんはどう思いましたか?

プレビュー画像: ©Twitter/ok_1teacher