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【優しさにグッとなる】泣いていた娘を助けてくれた人にお礼をSNSに書いたら…予想外の展開が待っていた

外出先で一人で泣いている子供を見かけたら、どうしますか?

どうしたんだろう、大丈夫かな?と心配する人が多いのではないでしょうか。でも、実際に「大丈夫?」と声をかけるとなると、躊躇してしまう人も少なくはないはず。

心配しつつも「不審者だと思われてしまうかもしれない」と声かけを見送る人もいるかもしれません。

駅で一人で泣いていた娘さん。すると…

駅で一人泣いていたぷすこ(@sumitsrrrtsu)さん(以下投稿者さん)の幼い娘さん。残念ながら周囲の大人は娘さんに声をかけることなく通り過ぎていたようです。

そんな娘さんにを優しく声をかけ、改札まで連れて行き、駅員さんに引き渡してくれた人がいました…

暑さで喉が渇かないよう、娘さんにペットボトルの天然水「いろはす」を買ってあげて、改札まで届けてくれた「見知らぬ親切なお姉さん」。おかげで、JRからの連絡を受けた投稿者さんは無事に娘さんを迎えに行くことができました。

その日は投稿者さんが最寄駅までお迎えに行くことができず、娘さんが一人で帰宅する予定の日。でもうっかり電車で寝過ごしてしまい、見慣れぬ駅で一人、あまりの心細さから泣いてしまっていたのです。

「お礼も言えなかった」と後になって気づいた娘さん。お礼の手紙を書いてお姉さんに渡して、と言うので投稿者さんがダメ元で娘さん手書きのお礼メッセージをTwitterに投稿したところ…

なんと、「見知らぬ親切なお姉さん」から返事があったのです。

伝わったお礼。親切なお姉さんから返事が

まさに、Twitterの奇跡。多くのTwitterユーザーが投稿に共感し、拡散してくれたおかげで、「見知らぬ親切なお姉さん」ゆずき@yuzukibanriさんにお礼を伝えることができました。

ゆずきさんは投稿者さんの投稿に気がつく前に、娘さんを気遣うツイートをあげています。

寝過ごしてしまい、最寄駅とは別の駅に降りてしまった娘さん。いつもとは違う駅を見て、さぞかし不安だったことでしょう。

心細さから泣いていたときに救いの手を差し伸べてくれたゆずきさんに、さぞかしホッとしたことでしょう。買ってもらった「いろはす」のボトルを抱きしめて寝てしまったことからも、助けてもらえていかに嬉しかったかが伺えます。

ちなみにこの「いろはす」のボトル、娘さんは親切なお姉さんからもらった宝物として大切に保管する予定のようです。微笑ましいですね。

Twitterの反応

泣いていた娘さんに気づいて助けてくれた親切なお姉さん、お礼の気持ちを伝えたいと手紙を書いた娘さん、そしてお礼が伝わるようにSNSに投稿した投稿者さんと、その気持ちを汲んで拡散してお礼を伝える手助けをしたTwitterユーザーの方々…優しさと善意に溢れた展開に心がポッと温かくなります。

投稿には19万件以上の「いいね」がつき、リツイート回数は3万3千回を超えました。

Twitterユーザーの中には迷子の子供を見かけて声をかけたところ、現れた保護者に不審者扱いされてしまった…という悲しい経験をした人もおり、「助けたくても、うかつに声をかけられない」という世知辛い世の中となりつつあるのも残念ながら事実です。

困っている人を助けようとして不審者や誘拐者扱いされるなど、恩が仇となることを恐れて気がかりだけどついつい見て見ぬふりをしてしまう…という心情も理解できます。

とはいえ、「助けたくても助けられない社会」ではなく、自分にできる範囲で、「困っている人を助けることがごく自然にできる社会」になるといいな、と今回のエピソードから改めて実感しました。

困っている人に、多くの手が差し伸べられる社会。今後も日本がそうでありますように…

ゆずきさん、こと「親切なお姉さん」のツイートは私たちに大切なことを教えてくれているようです。

プレビュー画像:©️ぷすこ。@sumitsrrrtsu