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臨終間近の女性がペットのオウムに最期の別れを告げる

愛するペットとの永遠の別れ。生き物を飼っている以上、ペットとの「死別」は避けることはできません。何年も生活を共にし、大切に可愛がってきたからこそ、別れは辛く悲しいものです。しかし大切な誰かを失う悲しみを知っているのは人間だけではありません。

最愛の飼い主に先立たれるペットも大きな悲しみを味わうのです。死が近づいた飼い主に寄り添うこちらのオウムの姿からも、その胸の内が伝わってきます。

Youtube/Terry Culver

種類にもよりますが一般的にオウムの寿命は、40年から60年。中には90歳近くまで生きる種類もあります。飼い主が若い頃から飼っていたとしても、オウムの方が長生きする例も珍しくはないのです。オウムのシンドバッドと25年間一緒に暮らしてきた飼い主にも、別れのときが近づいてきました…

Youtube/Terry Culver

死期が迫り、危篤状態に陥った飼い主。最期の別れを告げるときが訪れます。25年間可愛がってくれた飼い主に寄り添い別れを告げるオウム、飼い主の娘が撮影した愛と悲しみに溢れた動画に胸が締め付けられます。

おそらくオウムにとって定位置だったのでしょう、飼い主の腕の上に佇んで心配そうに顔を覗き込んでいます。そしてそっとお腹の上に移動すると、飼い主の「愛してる」という言葉を神妙な何か言いたげな面持ちでじっと聞いています。

Youtube/Terry Culver

撮影時点ではオウムにはまだ「死」を理解できていないのかもしれません。しかし、最愛の飼い主に何か尋常でないことが起こりつつあることを本能で察知しているのでしょう。ただならぬ様子に不安に襲われつつも、飼い主の容体を気遣う姿は胸を打ちます。シンドバッドは25年間連れ添ったこの飼い主を決して忘れることはないでしょう。