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びっくり

亡くなった後に明らかになった家族の秘密

どんな人にも秘密があります。時には、家族にも明かされていなかった秘密が亡くなった後に明らかになり、初めて故人の本当の姿を知ることもあるのです。

なかには無害な秘密もあります。故人があまりにも謙虚で、生前の善行を語ることなく亡くなった場合、その秘密は遺族の誇りとなります。

しかし、ときには恐ろしく残酷な秘密が死後に暴かれることも。遺族は想像もしなかった、あるいは想像したくもなかった事実に驚愕するのです。

この記事では、死後に故人の秘密を知ってしまった家族のさまざまな告白をご紹介しましょう。

(※ 画像の人物はイメージ画像です。「秘密」の内容とは関係ありません)

1. 知りたくなかった事実

「私の祖母は詐欺師で、21歳のときから逃亡生活を送っていた。祖母が亡くなった後、違う州の7種類の結婚証明書を発見した。さらに、祖母は私の母を病院の産科病棟から誘拐していた。最近になって、母の実母(91歳)を見つけることができた」

Vintage Potrait - Older Woman

2. 大きな心

「僕は16歳のときに両親から家を追い出された。そんな僕を引き取ってくれたのは親友のお母さん。その恩人が昨日亡くなった。親友と僕は、彼女のベッドサイドのテーブルで『私の息子たち』と書かれたアルバムを発見した。アルバムは親友と僕の写真でいっぱいだった。今、僕たちは一緒に座って、一緒に泣いている」

3. ライフガード

「ユーゴスラビア海軍に所属していた祖父は、国内最高の水泳選手の一人だった。引退後、暇をもてあました彼はビーチに行き、砂浜に座って海水浴客を見守っていた。それから何年もの間、溺れている多くの人々を救ってきた」

4. おばあちゃんの秘密

「おばあちゃんは冷戦時代のソ連のスパイだった」

5. 実業家

「父は車のディーラーで、国中に車を運んでいた。彼が死んだ時、その車で麻薬を密輸するのが主な仕事だったことを知った」

6. 事故の真相

「叔父が祖父を殺したのは間違いない。

神父で伝道師だった祖父は横暴で酒が入ると暴力的になった。家に帰ると、すぐに温かい料理が出てこないと怒った。祖母が多発性硬化症にかかると娘二人を虐待しはじめた。

叔父が大学を卒業した一週間後、祖父は亡くなった。狩猟シーズンに向けて銃を掃除していたところ、誤って発射してしまったのだそうだ。

祖父は生涯、一度も狩りに行ったことがない。狩りなど野蛮だと馬鹿にしていた。一方、叔父は熱心で優れた狩猟家だった」

7. 冗談ではなく?

「亡くなった母の友人は立派な人だった。彼が軍隊にいたことは知っていた。彼は自分が実はスパイで、空手の黒帯を持っているといつも冗談を言っていた。

彼が亡くなったとき、私と母は彼の自宅を掃除するのを手伝った。屋根裏に箱があり、開けてみると『最高機密』と書かれた書類が出てきた。暗号化されたメッセージの束が古い黒帯とともに…」

8. 音楽教師

「母は音楽の先生だった。母の死後、帳簿を調べると、生徒の約半数が『奨学生』だった。つまり、母はレッスン料が捻出できない生徒には無料で教えていた」

The storyteller

9. 秘密のダイブ

「父は生前、週末に母に内緒でスカイダイビングの講習を受け、50代になってから定期的にスカイダイビングをしていた。母は父が自動車クラブに所属していると思っていたそうだ」

10. ゴッドマザーだった祖母

「祖母は世界中の恵まれない子どもたちを助けるために、40年間、収入の10%を密かに寄付していた。祖母の死後、祖母が支援していた子どもたちからの手紙を発見した。彼らが成長し、学校を卒業し、家庭を築いている写真もあった。祖母は善人だとは常々感じていたが、これほど偉大な人だったとは…」

11. 助けを必要とする人を助ける

「叔父はカトリックの神父で神学校の教師でしたが、何年も前から避妊具をキャンパス内に密輸していた。そして、少なくとも2人の女子学生を自分の車で中絶手術に送り迎えしていた」

12. ハッピーエンドのロミオとジュリエット

「母はシチリアの裕福な家庭の出身。貧しい父と出会ったとき、母の家族は二人を別れさせるために、父に手切金を渡そうとしたり、いい仕事を紹介すると言って、あらゆる手を尽くしたが、父は頑なに拒んだ。最終的に、祖母は暴力団に頼み、父を殴り、母と別れなければ、殺して豚の餌にすると脅した。このことを知った母は、自分が彼の子を妊娠していることを公表した。これで二人は結婚しなければならなくなり、子どもの父親として父は保護されることになった」

13. 真の篤志家

「銀行で働いていた祖父の死後、彼が何十年もの間、銀行に断られた人たちに自分のポケットマネーから少額の融資をしていたことがわかった。最小限の金利しかとらず、その収益はすべて寄付していた」

14. 増えつづける家族

「叔父は1950年代に精子バンクの常連ドナーだった。遺伝的な繋がりのある人を探せるアメリカのポータルサイト「23andme」の助けを借りて、毎年のように新しい親戚を見つけている」

15. 「祖母は昔、マフィアのボスの愛人でした。その結果、父が生まれたのです。最近、DNA鑑定で新たに家族がいるのを知ったんだけど、この人たち、ちょっと怖いんです…」

亡くなった後に故人の秘密を知ることになった遺族は複雑な心境でしょう。死後に家族に知られたくない秘密のSNSアカウントやデジタルデータがある人は、デジタル終活に関する記事も併せてご覧ください。

出典:boredpanda
プレビュー画像:© Flickr/Tony Alter