ちえとくをフォローする

人気の記事

記者会見を見て「なんでこの人はマスクしないんだろう」と思った しかし夫の一言で世界が180度変わった

新型コロナウイルスの感染拡大によりついに緊急事態宣言が出され、人々のウイルスに対する恐怖心は日に日に増していると言えるでしょう。

そんな中、イラストレーターのぷちめいさん(@puchimei_twi)がTwitterに投稿したマンガが、大きな反響を呼んでいます。

実際にそのマンガをお読みください!

Twitter@puchimei_twi

Twitter@puchimei_twi

Twitter@puchimei_twi

夫婦揃って、自宅のテレビで記者会見を見ていると…

Twitter@puchimei_twi

「手話通訳の人だけマスクつけてへんやん!予防せなあの人危ないで!」

そう言ったのは、記者会見に臨む人全員がマスクをつけているというのに、手話通訳の人だけマスクをしていないことに気づいた妻でした。

しかし大学生の時に手話サークルに入っていたぷちめいさん、その理由に思い当たる節があったのです。

実は手話において大切なのは、手の動きよりもむしろ、顔の表情や口の動き。ですから、全国に手話を届けなければならい立場である手話通訳の人は、マスクをつけることができないのではないかと話すと、妻は納得します。

実際、ぷちめいさんの推測は正しく、記者会見においては、手話通訳者による一方通行の情報伝達で、手話を見ている人が意味を聞き返せないため、マスクを外す必要があるとのことです。

Twitter@puchimei_twi

「マスクをつけてない!」…そんな言葉の下には、どことなく「みんなが予防にこれだけ努力しているのに…」と他人を批判するニュアンスが見え隠れします。手話を学んだぷちめいさんが隣にいたので、妻の大福さんの疑問はすぐに解消されましたが、もしかしたら手話通訳の人に対して大福さんと同じような違和感を感じていた人もいたかもしれません。

ストレスの多い状況では、世直し・正義の大義名分のもとに他人叩きをしてしまいがち。しかしそれは多くの場合、個人的な不満の噴出、ストレス発散でしかなく、的外れなケースが多いもの。そして人々の悪意の連鎖はまるでウイルスの感染のようにすぐに広がってしまいます。限りある私たちのエネルギーを、ネガティブで有益でないところではなく、誰かのために使っていけば、私たちはきっとこの苦境を乗り切れるはずです。