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震災の津波で流された金庫たちの行方に涙
長引きくコロナ禍に加え、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻、それに伴う経済の下落…
最近は暗いニュースばかりで、気が滅入ってしまうと感じている人も多いのではないでしょうか。
しかしTwitterで話題になったこちらの投稿を見ると、みなさんの心が、少しだけ明るく照らされるかもしれません。
実際にそのツイートをご覧ください。
東日本大震災時に、津波で流された金庫約5700個が被災地の警察署に届けられ23億円が無事持ち主に返還された。米国メディアは、『災害の後は略奪がつきものだが、日本ではその逆の事が起きている』と驚愕し絶賛。世界を見ても極めて珍しい、善意ある誠実な人達が住む日本を子供達に残していきたい。 pic.twitter.com/paIC6ym4nL
— 海乱鬼 (@nipponkairagi) November 22, 2021
ツイート主さんが紹介しているのは、忘れもしない、東日本大震災の時に日本各地で起こった現象です。
津波であちこちに流されてしまった金庫。その総数は実に5700個、そして金庫の中に入っていた金額は、実に23億円にものぼったと言います。
震災が起き家などが崩壊してしまった挙句に、金庫まで流されてしまい、持ち主はさぞかし絶望的な気持ちだったでしょう。
しかし…その後起きたことは、まるで奇跡のようでした。
なんとそのほとんどが警察署などに届けられ、無事に持ち主に返却されたのです!

回収された現金の割合は驚異の96%。流されてしまった現金のほとんどが返ってきた計算です。
警察は、業者に金庫の鍵を開けてもらい、中にあった預金通帳や権利書などから持ち主を特定し、返却したそうです。
この出来事が報道されると、日本中、そして世界中で大きな話題を呼びました。
特に欧米のメディアは大きな驚きを以て報道しました。
「災害の後は略奪がつきものだが、日本ではその逆のことが起きている」…
そう報道したのは、アメリカ版のハフィントン・ポストです。
普通であれば、災害後の地域は、いわゆる火事場泥棒のような、どさくさに紛れて家財を盗んでゆく不届きものであふれるはず。けれども日本では、略奪が起こらなかったどころか、なんと人々が見つけた金庫を正直に警察に届けている…
日本人のその正直で誠実な精神を、世界中の国々が讃えたのです。

ツイート主さんは、こんな言葉で投稿を締め括っています。
経済力より、技術力より尊いもの。それが見知らぬ他者への思い遣り。これが日本の国力の根幹。
— 海乱鬼 (@nipponkairagi) November 22, 2021
「経済力より、技術力より尊いもの。それが見知らぬ他者への思い遣り。これが日本の国力の根幹。」
また、この事実に胸を熱くした多くの人が、Twitterでコメントを寄せています。
Twitterの人々の反応
私もしたし、して貰ったし。
— 託丸 (@TAKUMARU_JPN) November 22, 2021
誰しも日本で生活している中で、
必ず経験が有ると思うんです、
小さな親切や助け合い。
「お天道様が見ている」
「困った時はお互い様」
そんな言葉が昔から有る国、
それが日本です。
金では動じない、美徳という本当の“宝物”を感じます。ありがとうございます。心が温まりました。
— 点と点と。 (@ippai_mesiya) November 22, 2021
私よく財布をスーパーとかに忘れる事があるんですけど、ちゃんと落とし物として届けられてるんですよ。その度に日本で良い国だなぁ!!って感じますし私もそういう人間でありたい。日本を愛してます。
— かぴ (@i8CRhsXOGozZfe7) November 22, 2021
これが無くなってしまうかもしれないというのは耐え難い事です。
技術は使われてなんぼ。
— 今村隆司 (@ImamuraTakashi) November 22, 2021
金は天下を巡ってなんぼ。
所詮は人と人との間に介在している物だと知らねば。
使われぬ技術や、
人無き経済は、
未来に繋がらない。
幾ら磨いても、幾ら蓄えても意味が無い。
一時の夢か幻に過ぎない。
日本人がもっとそれに気づかないと、ですね!
— mibassiii (@mibassiii) November 23, 2021
いかがでしたか?
この出来事を知って、日本人として、とても誇らしい気持ちになります。今は何かと暗い話題が多いですが、私たちが持つ思いやりと助け合いの精神で、きっと乗り越えていけるはず…そんな前向きな気持ちになりました✨
震災に関する記事は以下よりお読みいただけます。
また、その時の実際のニュースは以下よりご覧いただけます。
プレビュー画像: / © Twitter/ nipponkairagi
