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震災の津波で流された金庫たちの行方に涙

長引きくコロナ禍に加え、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻、それに伴う経済の下落…

最近は暗いニュースばかりで、気が滅入ってしまうと感じている人も多いのではないでしょうか。

しかしTwitterで話題になったこちらの投稿を見ると、みなさんの心が、少しだけ明るく照らされるかもしれません。

実際にそのツイートをご覧ください。

ツイート主さんが紹介しているのは、忘れもしない、東日本大震災の時に日本各地で起こった現象です。

津波であちこちに流されてしまった金庫。その総数は実に5700個、そして金庫の中に入っていた金額は、実に23億円にものぼったと言います。

震災が起き家などが崩壊してしまった挙句に、金庫まで流されてしまい、持ち主はさぞかし絶望的な気持ちだったでしょう。

しかし…その後起きたことは、まるで奇跡のようでした。

なんとそのほとんどが警察署などに届けられ、無事に持ち主に返却されたのです!

Twitter/nipponkairagi

回収された現金の割合は驚異の96%。流されてしまった現金のほとんどが返ってきた計算です。

警察は、業者に金庫の鍵を開けてもらい、中にあった預金通帳や権利書などから持ち主を特定し、返却したそうです。

この出来事が報道されると、日本中、そして世界中で大きな話題を呼びました。

特に欧米のメディアは大きな驚きを以て報道しました。

「災害の後は略奪がつきものだが、日本ではその逆のことが起きている」…

そう報道したのは、アメリカ版のハフィントン・ポストです。

普通であれば、災害後の地域は、いわゆる火事場泥棒のような、どさくさに紛れて家財を盗んでゆく不届きものであふれるはず。けれども日本では、略奪が起こらなかったどころか、なんと人々が見つけた金庫を正直に警察に届けている…

日本人のその正直で誠実な精神を、世界中の国々が讃えたのです。

Twitter/nipponkairagi

ツイート主さんは、こんな言葉で投稿を締め括っています。

経済力より、技術力より尊いもの。それが見知らぬ他者への思い遣り。これが日本の国力の根幹。

また、この事実に胸を熱くした多くの人が、Twitterでコメントを寄せています。

Twitterの人々の反応

いかがでしたか?

この出来事を知って、日本人として、とても誇らしい気持ちになります。今は何かと暗い話題が多いですが、私たちが持つ思いやりと助け合いの精神で、きっと乗り越えていけるはず…そんな前向きな気持ちになりました✨

震災に関する記事は以下よりお読みいただけます。

また、その時の実際のニュースは以下よりご覧いただけます。

プレビュー画像:  / © Twitter/ nipponkairagi