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過去の記憶の謎を解く「探偵」になった米国人男性

古い写真は内なる探偵を呼び起こします。誰が何を撮影したのか?いつ撮られた写真なのか?そこはどこ?

25歳のアメリカ人、デビッド・グーテンマッハーも、ある日突然、「過去」の魅力に取り憑かれたひとりです。

彼は「失われた記憶の博物館(Museum of Lost Memories)」というウェブサイトを立ち上げ、古い写真やビデオを集めて記録しています。このサイトでは、世界中の人々から支援や情報を提供してもらい、古い写真に隠された物語を探っています。最終的に写真の持ち主が見つかった場合は、写真は持ち主に返却しています。

デビッドはTikTokアカウントで発見した写真を紹介したり、視聴者にヒントを求めたりしています。彼の趣味には多くの人が共感しているようで、世界中から協力者や情報が集まっています。

 
 
 
 
 
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この記事では、そんな彼と協力者たちが謎解きに成功した例をご紹介しましょう。下の1940年代の古いフィルムに関する動画はすでに900万回以上再生されています。

@museumoflostmemories

Help us find them! Clues are in the comments ##vintage ##fyp ##thrift

♬ Je te laisserai des mots – Patrick Watson

ある日、古物商で1943年の写真フィルムを発見したデビッド。フィルムの内容を視聴者に説明していきます。

©TikTok/museumoflostmemories

「フィルムと一緒に見つかったメモには、写真が1943年4月に撮影されたものであるとドイツ語で書かれています。また、写真館の伝票もあり、名前も書かれていますが、残念ながら、筆跡から名前をはっきりと特定することはできません。

©TikTok/museumoflostmemories

この写真のほとんどは、ミシガン州デトロイトのラ・サール・ブルバードで撮影されたもののようです。男性の一人は米軍の制服を着ています」

©TikTok/museumoflostmemories

このビデオを見た多くの視聴者、そしてデビッド自身が、画像を注意深く分析しました。

©TikTok/museumoflostmemories

同じ名前の通りを探したり、街灯の形や背景に写った家を照合したり、伝票の手書き文字を調べたり…

©TikTok/museumoflostmemories

その結果、デトロイトで撮影されていない写真は、ニューヨークで撮影されたものであることが分かりました。

©TikTok/museumoflostmemories

最後は、新聞のアーカイブで記事や写真を検索したことが謎の解明に大いに役立ちました。また、別の視聴者は家系図プラットフォームでパスポートの写真を使った家系図を発見し、そこでの調査を開始しました。こうして、多くの視聴者の協力により、デビッドは写真の謎を解いたのです。

©TikTok/museumoflostmemories

写真に写っていたのは、オーストリア出身で1940年代にニューヨークに移り住んだフリードマン一家。制服を着ているのがフレッド・フリードマンで、彼はテア・バッハと結婚します。バッハ夫妻は1930年代からデトロイトに住んでいました。

©TikTok/museumoflostmemories

それから2週間後、デビッドはこう報告しています「ようやく見つけました!フリードマン家を発見したのです。今、フレッドとテアのお孫さんと連絡を取っています。写真を見て、彼女はびっくりしていました。ご家族にフィルムと紙を返すつもりです」

 
 
 
 
 
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過ぎ去った時代の写真に多くの人がこれほど惹かれるのはなぜでしょう。いずれにしても、デビッドの「探偵業」は人々に喜ばれているようです。今後も彼の興味深い発見が楽しみです。

 

プレビュー画像: ©TikTok/museumoflostmemories