子ども
朝からガミガミ叱る親に先生が苦言「朝は子どもに優しい言葉を」
教師の仕事は子どもたちの教育。でも、時には親を育てなければならないこともあります。
海外の画像共有サイトで、中学の教師が公開書簡を投稿しました。朝から自分の不機嫌を子どもにぶつけてしまう親へのメッセージです。

「怒りっぽい親御さんへ。よく聞いてください。もし、学校に通う子どもがいるなら、朝、子どもにかける最後の言葉を優しい言葉にしてほしいんです。スクールバスに乗る前からガミガミ文句を言ったり、怒鳴りつけたりしないで…!イライラすることがあったとしても、やめてください。そういうのは放課後まで待てばいいのです。
朝から親に怒鳴られて悲しい思いをしている子は、それが顔に出ています。中学生というのはストレスフルなもの。1日の始まりに親にガミガミ叱られたうえに、学校では他の子どもからも意地悪されるなんて最悪です。
朝から子どもをどなりつける代わりに、子どものことを大切に思っている、素晴らしい1日を過ごしてほしいと願っていると伝えませんか?カバンや弁当箱にメモを入れたり、冗談や面白いことを言うのもいいですね。
朝、最初に会った時に泣いている生徒もいます。腕を回して『どうした?』と聞くと、服装や髪型のことで親に怒られたと言います。頼むから、朝から些細なことで口うるさく言わないで。そういうのは学校が終わってからにすればいいのです」

この先生が言いたいのは、1日の始まりに親がかける言葉ひとつで子どもたちの学校での気分が変わるということ。朝から親がストレスやネガティブな感情を注ぎ込んだら、子どもは授業にだって集中できなくなってしまいます。
もちろん、朝は親も時間がなく、イライラすることも多いでしょう。でも、この先生が言うように本格的に怒るのは夜でもいいのです。
朝怒ってしまうと、親も子もその日一日が憂鬱なものになってしまいます。「朝だけでも穏やかに過ごす!」と決めてみるのもアリかもしれません。
出典:someecards , imgur
プレビュー画像:©Getty Images
