金を全て棺桶の中に入れてくれと夫に頼まれた妻、その対応が素晴らしい

お金は大事です。しかし、友人や家族、時間など、お金よりも大切なものがあることを、私たちは忘れてはいけません。 この話は、どれだけ富を築いたとしても、あの世にまでは持っていくことができないということを面白く語っています。
人生ずっと骨を折って働き通してきたこの男性は、家族には最低限だけを与え、稼いだお金は可能な限り貯蓄に回していました。彼はお金が何よりも大好きな人間でした。やがて自分の余生があまり長くないと察したとき、男性は妻を呼びつけてこう言いました。
「俺が死んだら、俺の金を全て棺桶の中に入れてくれ。俺はすべての富と一緒に天国に行きたいんだ!」
妻は夫にそうすると固く約束します。その後間もなく、男性は亡くなりました。
葬式で棺桶の中に横たわる男性。妻は喪服に身を包み、最前列で親戚に並んで座っています。
棺桶が閉じられようとしたそのとき、妻が「ちょっと待ってください」と言い、それを止めました。手には靴箱があります。埋葬される前に、その箱を棺桶の中に入れたかったのです。
埋葬が済んだとき、参列していた友人が未亡人にこう質問しました。
「まさかあなた、あの偏屈な男のためにお金を全部棺桶に入れるような頭がおかしいことはしなかったわよね?」
しかし、誠実な妻は「約束したから、その約束は守らなければならないわ」と言うではないですか。親友は耳を疑いました。
「では本当に彼に全てのお金を持って行かせたのね?」
「もちろんよ」妻は続けます。「全額私の口座に入れて、小切手を書いてやったわ!」
見事に約束を守った妻に、ブラボー!