ジーンとくる話
アザラシはモフモフの可愛い生き物だと思っていた。しかし海中の飢えて襲いかかる「ヤツ」に震えが止まらない…
突然ですが、皆さんはアザラシにどんなイメージを持っていますか?
動物園で見かけるアザラシって、いつもこんな感じですよね。
うーん、可愛いです。
赤ちゃんアザラシは、白くて、モフモフで、たまりません。
まさに癒し系動物の代表格的存在です。
と思っていたあなた。まだアザラシの本当の姿を知りません。
可愛いアザラシのイメージをぶち壊す恐ろしいその姿を拝む準備はいいですか?
※衝撃画像、衝撃映像を含みます
こわっ!
ペンギンを丸呑みに?!
この生物の名は、ヒョウアザラシ。
その名の通り、南極に生息する冷酷な深海のハンターです!
可愛いアザラシからしたら信じられないようなことですが、これもれっきとしたアザラシの一種!
体長はオスもメスも4メートル近くになることがあり、ずらりと並ぶ鋭い歯は見るもの全てを怯えさせます。まるでジョーズ!
主にナンキョクオキアミを捕食していますが、イカ、魚類、オットセイなどより大きな生物も捕食するようです。
特に、ペンギンは大好物なんだとか…。
群れは形成せず、常に単独で行動するそうです。
生まれついての一匹オオカミ…その冷酷さに拍車をかけます。
あ、でも和んでいる姿はやっぱりチョット可愛い?!
以下から、ペンギンを捕食するヒョウアザラシの動画をご覧になれます。残酷な映像を含みますので、あくまでも自己責任でお願いします。それにしても、自然界の厳しさを痛感せずにはいられません…。
ちなみにヒョウアザラシ、そのあまりの恐ろしさがクリエイターたちの心をくすぐったのか、映画にもちゃっかり登場。
2006年の南極を舞台にしたフルCG映画『ハッピーフィート』では、主人公のペンギンを執拗なまでに追い詰めます。(もっとも、ペンギンたちにけっこうおちょくられてますが…)
可哀想なくらい凶悪にデフォルメされていますね。
いや、でもその冷酷さを考えれば妥当な線かもしれません。
いかがでしたか?今までの常識の殻を打ち破り、世界の新たな一面を垣間見られたかもしれません。これからはアザラシを見るたびに、この恐ろしいヒョウアザラシの姿に思いを馳せてみるのも良いかもしれませんね。