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オリーブオイルに砂糖を混ぜて…ドレッシングかなと思ったら、次の瞬間でた母の行動に、あ!ずるいと思わず声をあげた

糖分の取りすぎは、肥満や糖尿病などの生活習慣病だけでなく、肌のくすみから動脈硬化や骨粗鬆症(こつそしょうしょう)、そして認知症までをも引き起こすと言われています。砂糖の摂取を控えることは私たちの美容と健康の維持にとって、とても大切なことです。

砂糖

しかし、砂糖は使い方を変えると私たちに嬉しい美容アイテムに早変わりするのです。

砂糖は現代でこそ、健康に良くない「毒」と思われがちですが、実は古代から傷を治す薬として活用されてきました。医療現場では床ずれの治療薬(約70%の砂糖とヨウ素などを原料としたイソジンシュガー)が使われるなど、昔から、その薬としての有効性が認められていました。砂糖には具体的に以下のように肌にいいとされる作用があります。

保湿効果

砂糖は水に溶けやすく、水と結びつく力が強いため高浸透力で、吸水・保湿力が高いと言われています。そのため、素早く肌の角質層に浸透し、その吸水・保湿力で肌の水分を保つ働きがあるそうです。
これにより肌本来に備わっているバリア機能を強化することから、にきび予防やにきびの原因にもなる顔ダニにも効果があると言われています。

しっとり

洗浄効果

砂糖で洗顔すると角質にすばやく水分が浸透するため、不要な角質を剥がし、ターンオーバーのサイクルを正常に整えてくれる働きがあるそうです。

癒傷作用

医療用に使われてるように、砂糖には肌のハリや弾力の元となるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す「線維芽細胞」を活性化し、傷の治りを促す作用があると言われています。

ハリ

これら3つの作用を利用し、毎日のスキンケアに取り入れると肌をしっとりとした美肌に導くことができるというのです。

そんなお肌に嬉しい砂糖を取り入れた手軽で簡単なスキンケアのアイディア3つをご紹介します。

1. 砂糖水洗顔

用意するもの:

ぬるま湯 500ml
上白糖 約50g

方法:
洗面器などに水またはぬるま湯500mlを入れ、砂糖を溶かして肌に砂糖水を浸透させるように、3~4回顔を洗います。

洗顔

オススメ:
さらに浸透を高めたい場合は、コットンを使い砂糖水を使ったコットンパックがおすすめです。

2. 砂糖パック 

用意するもの:

乳液や美容液 100円玉大の量
上白糖 ひとつまみ

方法:

乳液や美容液に砂糖をひとつまみ混ぜます。ある程度手の上で砂糖を溶かしてから洗顔後のぬれた顔全体にのばしてください。その後、1~2分そのままパックし洗い流します。最初、砂糖がざらつきますが、そっとなでるようにするとスクラブ効果が得られます(絶対に強くこすらないでください)。

3. 砂糖スクラブ洗顔

用意するもの:

オリーブオイル 50g
上白糖 50g

方法:

2つの材料を混ぜ合わせ、肌全体に伸ばします。2と同様、砂糖がざらつきますがそっとなでるように2〜3分スクラブし洗い流します。オリーブオイルをはちみつと置き換えることも可能です。はちみつには、高い保湿性や殺菌・抗菌作用に消炎作用と幅広い美容効果があると言われています。

注意:
・1〜3のすべての方法で、必ず上白糖を使うようにしてください。ミネラルなどを含む黒砂糖や三温糖、粒の粗いグラニュー糖は、刺激になることがあります。
・パックやスクラブの際は、1~3分ほど塗布すれば角層に十分浸透するので、長時間肌に塗布することは避けるようにしてください。
・肌が弱い人は、実施前に必ずパッチテストを行ってください。砂糖水を腕の内側につけてばんそうこうで覆って24時間おき、赤みやかぶれなどの異常が起きないか確認してください。

肌のシワを増やし老化を招くことから、砂糖の取りすぎには気をつけたいもの。でも、砂糖を肌に塗るとこんなにいいことがあったとは驚きです。

肌にみずみずしさやハリがあると、気持ちも上向きになり気分が良くなります。新しいコスメを試したい、気分転換したい、そんな時にぜひ試してみてください。