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サラリーマン川柳の入選作品たち いつもと違うその傾向に思わず腹がよじれた

1985年に社内企画として始まり、1987年より一般公募が始って以降30年以上も続いているサラリーマン川柳。その時々の時代を反映したものが多く、勤め人であるサラリーマンの悲哀が詠み込まれ、自虐も含めながらユーモラスに表現されています。


子供って笑いの天才かも、と思わせてくれる爆笑動画はこちらから!(記事の続きはスクロールしてご覧ください)

 


そして第34回目を迎える今年のサラリーマン川柳ですが、秀作揃いと話題になっています。それもそのはず、2020年はコロナウイルスの感染拡大により私たちの生活様式は大きく変化しました。それに伴い勤め人、サラリーマンたちもテレワークや時差出勤などこれまでとは違う働き方に、彼らの日常にも大きく変化しました。

そんな状況下での、彼らのリアルな心の叫び10選をどうぞご覧ください!

1. 進んで取りたい距離。

「コロナ禍が 程よく上司を ディスタンス」

2. サラリーマンは間に挟まれてなんぼです。

「会社へは 来るなと上司 行けと妻」

3. はんこ撲滅運動の本音はここだったのか。

「はんこレス 上司の仕事 吹き飛んだ」

4. 見られたらまとまる話もきっとまとまりません。

「激論も パジャマ姿の 下半身」

5. わざとやったんでないんですか?

「リモートで ミュート忘れて 愚痴ばれる」

6. 思わぬところでシュミレーションできました。

「自粛中 見えた夫の 定年後」

7. 家族には見せないお仕事モード。

「テレワーク いつもと違う 父を見る」

8. まだ見ぬ同期に思いを馳せて…

「いつだろう 同期の素顔 見れるのは」

9. 体はいつだって正直。

「出勤が 運動だったと 気づく腹」

10. 5Gの正しい使い方。

「我が部署は 次世代おらず 5爺(ファイブジイ)」

また、この他にも人気のあったサラリーマン川柳がSNSを中心に話題に。

ちなみにこちらは2019年版のサラリーマン川柳。こうやって比べて見ると、日常がいかに変わったかを実感します。

Twitter@thousand5570

ユーモアたっぷりに、日常をおもしろおかしく表現したサラリーマン川柳。しかし働く毎日はきっと大変なことの方が多かったに違いありません。「笑って暮らすも一生、泣いて暮らすも一生」とよく言いますが、できるだけ笑って毎日を過ごしていきたいものです。コロナ禍で制限される時期が続きますが、そんな日々をも笑いのネタに変えてくれた川柳たちは、私たちにたくさんの笑いをもたらしてくれました。まだまだサラリーマン川柳を見たいという方は、こちらから全ての入選作品を見ることができます。

破壊力抜群!なシルバー川柳もぜひどうぞ。

プレビュー画像:©︎Twitter/hoshi507