20年前の古い写真から、娘は父の悲しい秘密を悟った

TwitterユーザーR1A (@922_riaru)さんの父親は約20年もの間、黄色い襟がアクセントの緑のポロシャツをいつも着ていたそうです。すっかりくたびれた古いポロシャツを着続ける父親の姿に、娘はかなり恥ずかしい思いをしていたのだとか。なぜ父親がボロボロのポロシャツを着続けているのか、その理由をR1Aさんが知ったのは2017年のことでした…

2017年1月に他界した祖父の遺品の中から20年前の両親のハネムーンのアルバムの中に、あの黄色に緑のポロシャツを着た若き日の父親の姿があったのです。その隣には、新婚間もない幸福に輝く母が緑の襟の黄色いポロシャツを着て微笑んでいました。

父が、ボロボロになってもずっと着続けている服、新婚旅行に母とお揃いで着ていた物だと知る・・・ pic.twitter.com/sZ3FBNZ9Ox

— R1A (@922_riaru) 2017年8月15日

まさかその2年後に妻が癌で亡くなってしまうなんて想像もできない、初々しい夫婦の写真でした。

妻を亡くし寡夫となった父親にとってそのポロシャツは、最愛の妻との幸せな生活を思い起こさせてくれる大切な一着だったのです。

父、穴が空いても自分で縫って直してたから
買えばいーじゃん新しいのって思ってたけどこんな思い出が詰まった服だったなんて

— R1A (@922_riaru) 2017年8月15日

R1AさんのTwitterページで画像が公開されるとたちまちシェアされ、多くの人の涙を誘いました。R1Aさん自身もポロシャツに秘められた父親の思いを知り、少し考え方が変わったようです。

はじめまして✨リプライありがとうございます
そうなりますよね。私もこれから先、両親や祖父母の思い出の品を絶対捨てられないだろうなと思います。
いままでは、ずっと同じ服を着続ける父のことをダサいなんて言って笑ってましたが、これからは大事にしていこうと思います☺️✨

— R1A (@922_riaru) 2017年8月15日

亡き妻への想いを胸に、忘れ形見のR1Aさんを一生懸命育て上げたお父さん。約20年もの間、思い出のポロシャツを大切に着続けているエピソードから、不器用ながらも誠実で愛情深い人柄が伺えますね。

プレビュー画像: ©️twitter.com/𝙍𝙞𝘼@922_riaru