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焼けた遺体をひっくり返した次の瞬間、一刻を争う事態となった。
アメリカ、ニューヨーク州出身のサファイア・テリーは、思いやりと優しさにあふれる元気な女の子です。まだ9歳になったばかりの彼女ですが、これまでに多くの困難を乗り越えてきました。
Facebook/Safyre Schenectady’s Super Survivor
3年前、当時5歳だったサファイアは父のデイビッド、3歳のレイラ、2歳のマイケル、そして生まれたばかりのドナヴァンと一緒に暮らしていました。しかしその年、自宅が放火に遭い全焼。その事件で、サファイアは父親と幼い兄弟3人を失いました。
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駆けつけた消防隊が父デイビッドの遺体を発見したとき、彼の腕の中に大事そうに抱えられていたのがサファイアでした。父親が炎からかばうように身を重ねてくれたおかげでサファイアは一命を取りとめたのです。放火犯は、現在も逮捕されていません。
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サファイアは全身の75%に重度の火傷を負っていました。
「サファイアは50回以上も手術を受けなければならなりませんでした。右手を失い、2015年の3月には片足も失いました。今は傷がかたくなったため口を上手く動かす事ができません」サファイヤの現在の保護者で叔母のリズは説明します。
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サファイアの周りには、楽しいときは喜びを分かち合え、苦しいときや悲しいときには彼女を支えてくれる人々が大勢います。近所に住んでいる友人や…
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学校の友達もサファイアの大きな支えです。
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そんなサファイアが一年の中で一番楽しみにしているのは、クリスマスです。
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数年前のクリスマスにサファイアは伯母から素敵をプレゼントを貰いました。それは、ツリーの形をしたカードホルダーです。
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サファイアはこのツリーをカードで一杯にしたいと考えましたが、そのためには100枚以上のカードが必要でした。そこで叔母が思い付いた方法は、Facebookで友人や家族に呼びかけることでした。
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「姪宛にカードを送って欲しい」という内容の投稿を上げたところ、これが予想以上の反響を呼びました。数日のうちに8000件以上の「いいね!」が付いたのです。
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その後も投稿は拡散され続け、やがて、サファイア宛に世界中からクリスマスカードやプレゼントが届けられました。
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その年、サファイアのもとには数十万のカードと数千のプレゼントが届いたそうです!クリスマスに起こった素敵な奇跡に、サファイアも感激していたといいます。
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その後、サファイアとその家族はフォロワーの増えたFacebookページ、地域のイベント、テレビ出演などを通じて、火事や放火の被害者への募金活動や呼びかけなどを活動的に行っています。
Safyre Terry
P. O. Box 6126
Schenectady, NY 12306, USA
これはサファイアの宛先です。少し先ではありますが、今年のクリスマスはサファイアにカードを書いてみませんか?
